忘れたいから没頭する|逃げる為の固執、執着から自由になるためには

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粘り強いのは頼もしい。
継続は力ですから。

 でも、過剰なこだわりは禁物です。
メンタルのアキレス腱で、自滅に通じているんです。

いつまでとるに足りない力一つに執着して離れられないでいる人。
視野狭窄で周りが、目に入らなくなるんです。

周囲の意見すら耳に届かない。
このアンバランスな心境は、誰にでも陥るリスクがあるんです。

 ここでは、過剰な執着や固執から解き放たれて自由にいきるために必要な心のからくりについて解説します。

 

ストーカーという異常なる執着行為

 

ストーカーって変なツボに入っちゃったキモい奴って感じがするんです。

これまでストーカーによる悲惨が事件も数々ありましたから、あまり能天気には”ツボ“なんて言えませんけど。

 

「相手が嫌がってるんだから、もうそのくらいでいいじゃない。かわいそうだよ」って思うの。
それでもやめない。

ストーカー規制法で待ち伏、交際の強要、無言電話等々と、具体的な犯罪行為が挙げられているのにやめられないんです。

 バカはともかくとして、普通の人間なら頭じゃ、もう無理だって理解してるはず。

けどやめられない。

わかっちゃいるけど、やめられない。

 

その心情の根底には、自分が注ぎ込んだ愛情とエネルギー、費やした時間と金があるの。
これだけ愛を注ぎ込んだのになぜ分かってくれない、との固執するんです。

それが、時間の経過とともに“いったい、どうしてくれるんだ”というクレームじみた執着心なるんです。

 まとわりつく自分こそが正しい正義なんだというズレた感覚が底知れぬ気持ち悪さとなって、相手を恐怖に叩きこむ。

 “このままだと何をされるかわからない、殺されかねない”と。

もしも、自分の中にこんな異常な執着心があるいとしたら、事件を起こす前に専門医を受診すべきなんです。

ボーダーラインパーソナリティ障害に上乗せされたストーカー気質が疼く前に抑制する為のアドバイスを受け入れなければならないんです。

 

歪んだ正義への固執の末の犯行

 

相模原津久井やまゆり園で大量殺人事件を起こした植松聖に2020年3月16日、死刑判決が下されました。

 彼は弁護士が主張する精神毛弱を自ら否定し、控訴をもせず、逮捕直後から言い続けていた歪んだ正義を貫いた。
自己愛に命をかけて固執したんです。

知的障害者の理不尽な態度が、教員資格を断念した(自業自得ではあるが)植松の恨みがましさに火をつけてしまった。

父親と同じ教員の道を目指しながら、試験に合格できずに道は閉ざされた。

なら、せめて養護施設での指導者の道をと、準備のつもりで津久井やまゆり園で働いたのが失敗だった。

 

何度注意しても理解できない、幾ら正しても治せない。

そんな知的障害者が発する汚い言葉、身勝手な行動をひとつひとつ丁寧に注意するのに嫌気がさしたん。

本来、それがやまゆり園の職員はそれが仕事なのだが、、、。

 

だから自分の将来の夢を破綻させたのは、知的障害者に他ならない、と思わずにはいられなかった。

植松は自分が大好きだったから。

 

意思疎通すら取れない奴らの好き勝手な態度など許せる訳がないだろう。
俺を含めてどれだけの人が迷惑を蒙っているかわかっているのか、と。

 

自分を慰めるために大量殺人にのめり込んだのです。

それを自分の命をかけて正義だと言い続けずにはいられないところに、歪んだ執着心が宿っているんです。

 

もし、普通学校の教員資格を得ていたら、気持ちのいいシャキッとしたお兄ちゃんみたいな先生になっていたかもしれない。
近くでは元気に挨拶ができるお兄ちゃんとの評判をえていたのです。

 挫折からどう立ち直るかが明暗の分かれ道となった。

確かに逆恨みでメンタルを保つ人もいる。

恨むだけならまだまともな範疇だが、もし一線を超えることになるなら、そのエネルギーを鎮静させなければならない。

 

心が叫んでいる、もう自由にしてくれ

 

強迫神経症とは手を洗い続けなければいられない強迫観念。

玄関のカギを掛けたのに、気になって、家に戻らずにはいられない。

自分でもおかしいと分かっているんです。

そこに固執する意味などないと頭では理解しているんです。

「5回も手を洗ったんだ。たっぷり石鹸をつけてあらったんだ。汚いところなどないはずなのに、、、」

「鍵はかけた。確かに玄関の鍵はかけた。でも家から離れるにつれ不安に感じる。なぜかわからないけれどもう一度確認したい衝動に駆られる。」

 

この強迫神経症ってかかる人多いんです。

おれも、灰皿のタバコの火が気になって外出先で不安に思ったことが何度あったんです。

家から近いところに居る場合は一旦帰宅して灰皿を確認するの。

しっかりともみ消したつもりだけど、どうしても気になる。

でもタバコの場合は、水を入れたポットボトルに吸い殻を入れて、ペットボトルをもって外出してしまえば良いって事に気づいたんです。

とはいえ、強迫神経症ってとても厄介なんです。

でも専門医の話では、もともとの性格とか人間性が原因ではないの。

ハッキリした原因は分かっていないけど、脳内の分泌物質を調整するセロトニンを増やす事でゆっくりと回復していくらしい。

うつ病なんかに使う薬に効果があるから医者にかかるのが得策なんです。

 

忘れたいから没頭する

 

逃げる為に固執、執着する人がいます。

向かい合いたくないがために敢えて別の事に没頭する人です。

仕事にかまけて家庭を顧みない夫とか。

ギャンブルにのめり込んで子育てを放棄する主婦とか。

自室に引きこもってゲームにのめり込んで学校から解放されようとする子ともとか。

 

本来、やるべき事から逃れるために、みずから別のころに絡まっていく感じ。

確かに仕事も大切だし、たまにはギャンブルやゲームもいいけど、いまはそんなものとじゃれあっている場合じゃないだろうって言いたくなる。

本来進む道が明るければ、それた方向に道を踏み外していないでしょ、と。

 

だからもう一度、避けている問題と真正面からぶつかるしかないんです。

逃げて気持ちを紛らわしても、本当の意味での自由は得られないんです。

 

心細ければ誰かを道ズレにすればいいじゃない(言葉が悪いかな?)。

相談にのってもらうの。

 

たぶん別の事に没頭するのに慣れてしまっている人は、相談することに慣れていないんです。

この二つって意外にも両極端で、すごく偏っているんです。

相談できる人はね、みんなに支えられながら自由を得るんですよ。

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