予測不能なリスクから魂を救ってくれる|価値観をひっくり返されるのは快楽か恐怖か

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藁にもすがりたい絶体絶命の逆境だったとしたら、どんな手段でピンチから逃れますか?

“問題をひとつひとつ丹念にひもといて、対策できものから順に焦らずに対処していく“と正論を述べても、事態はそんな生ぬるいものばかりじゃない。

自然の驚異が連続して人類を襲っています。

日本では台風による集中豪雨で家が流され、オーストラリアでは乾燥で国土の五分の一が燃え、中国武漢から全世界にコロナウイルスが感染拡大しています。

人的なリスクだと、仕事や人間関係。
仕事に追い立てられて、毎晩残業。土曜日も日曜日もない奴隷のようなサラリーマン生活で、心身ともにへとへとの状態。それでも人手不足が原因で仕事は次々と振ってくる。

 ここでは、不確実なリスクに取り囲まれたり、閉塞的な仕事環境から脱しようとしたときに、逆にハマり込む恐怖について解説をしてゆきます。

 

台風被害やコロナウイルスで新興宗教は勧誘活動を強めるぞ

 
集中豪雨による河川氾濫で多くの家屋が流され、世界規模にコロナウイルスは感染拡大しつつあり、オーストラリアは国土の五分の一が焼けてしまいました。

あの不可抗力的な被害って凄く怖い。


事前に対策できるようで、実際には何が起こるかわからないから恐怖心をあおるでしょ。すると頼れるのは宗教しかなくなってくるんです。

神様しか頼りにならなくなる。

でも結局、守ってくれなかった神様を恨めしく思うんです。

責任のない人々がなぜ苦しめられなければならないのか。るのはおかしいじゃないかって事になる。

あまりに理不尽な事態が繰り返すと、いつのまにか神の責任にするでしょ。

“神は我々を見放した”とか言い出すんです。

 

そこに付け込むのがカルト宗教なんですよ。

”あなたたちが何世紀も前から崇拝している神は偽物なんです“っていいながら寄ってくる。

本当の神なら、こんな仕打ち許しておくわけがないよね。万物を創造し、宇宙の流れを司る神にむかって、我々と一緒に祈りましょう。

今からでも遅くはないんです。今までの間違った信仰から、正しい信仰へと切り替えなければ手遅れになってしまいますよ、って。

 

  • 我々の教団の信者は誰ひとりとしてコロナウイルスには感染していません。
  • 昨年の水害で不幸な目に遭った人もいません。
  • しっかりと神に祈りが通じている証拠です。

 

そんな証拠なんてどこにもないし何の裏付けもないけれど、不幸が差し迫った時、人は新しい神に縋ろうとする。その心の弱さにカルト宗教は付け込んでくるのです。

ヤバイ状態から脱せない理由とは

 

日本って過労がもとで自殺をはかる人が多いんです。

ご存知ですよね。

 

ブラック企業で身も心のズタズタになってうつ病を発症して自ら命を絶ってしまう。

気の毒だなあって思う一方で、そんな状態になる前になぜ会社を辞めてしまわなかったの、って思うんです。

 

代表的な理由は;

  •  自分のメンタルを過信している(まだ頑張れる)
  • 責任感が強すぎる
  • 働いている場所に未練がある(せっかく一流企業に就職できたのだから)

 

いかにも日本人的でしょ。

“一流企業に就職したのだから“で思い出されるのが電通でも過労死自殺。

電通といえば学生からみたら花形の職業で、芸能界と隣り合わせの業界カンパニーです。

ここに入れたら、自分から辞めてしまうなんて考えられないんでしょうね。

 

与えられた仕事をミスなく確実にこなして上を目指したい。

地位が上がれば上がるほど、キラキラした業界の雰囲気へと入っていける、ってみんな思うわけ。

もちろん給料もガンガン上がっていくはず。

 

だからこそ、一流企業の社員って内部での競争も激しいし、身体壊したって精神力だけで乗り切ろうとするの。

働き方改革を真に受けて、残業もせずのほほんとしていたら社内の競争に勝てないと思うわけです。

 

一流企業をやめても遜色ない就職先

 

せっかく入社した一流企業なんだから、多少厳しくても粘りますよね。

身体を壊したら元も子もない、っていうのは理解できていても辞め時が不明確なんです。

どこまでだったら頑張れるかってことになると、本人はスパっと判断できない。

だから、あと少し辛抱擦すれば、バラ色の未来が見えてくる、って未練がましく考えちゃうわけです。

 

でもね、その未練を上手く断ち切らせるのがカルト宗教なんです。

オウム真理教なんてその典型だった。

ガンガン肩書与えてインテリを集めまくった結果、サリンを作れる頭脳集団になっちゃったわけです。

 

何に魅力を感じるかをマインドコントローラーは良く知っているんです。

教祖のすぐ下に位置するNO2NO3の肩書とかが一番美味しい餌に見えるタイプ。

教団の金の管理を全て任せるからさあ、上手くやってくださいよ、って金で楽に釣り上げられるタイプ。

 

それにインテリ層って頭でっかちなところがあって、自分の研究に没頭でき最新の環境を作るって言われると、あっさり折れる。現実の社会よりも象牙の塔が好きなタイプ。

 

大学や大学院で研究してきた事を実践できる、って吹き込んだらすぐに乗ってくるみたいな単純な人もいるでしょ。

価値観を教団が全面で認めてあげて、後押しするっていったらゴロゴロついてくるわけです。

 

オウム真理教はサリン事件を起こしたとんでもない集団だけど、ああいう化学兵器の研究とは別に、経済とか産業とか文学とか研究をする信者もいて、そっちで額実論文を教団名で出せばいい方向に言っていたかもしれない。

学術的にも知的な研究者がたくさんいる教団っていう売り。

 

でもその為にはお金が必要ですね。

教団を運営し、インテリ層に思う存分研究させるための資金。

  

世界観を変えてしまう

 

現存する宗教の粗を突いて、価値観を変えるのがカルト教団の得意技ですね。

 

仏教もキリスト教もイスラム教も、世界各地で布教されているけど地域戦争は一向に収まる気配がないのは、それらの宗教に真の力がないからだ、って後からでてきた新興宗教は言うんです。

本当の神の存在を理解していない、って。

 

幸せを感じたければ、宇宙に流れをもたらす神の存在に気付かなければならない。

幸せはお金では買えない。

裕福な暮らしをしていても心が満たされていない人が地球上にはたくさん存在している。

その理由は、金で幸せを買おうとしているからだからだと説くの。

 

高価なクルマを買っても、幸福感に満たされるのはほんの数日か数週間。

高い一流レストランで食事をして、ああ美味しかたと満足するのは数時間。

お金では幸せは買えないんです。

 

全身全霊で祈り、それが神に届いたとき、心の底から幸福感を得ることができる。

無用な金品は祈りを邪魔するだけなんです。

この教団には貧富の格差などないのですよ。

 

こんなふうに、お金があることが幸せをつかむうえで邪魔になるって刷り込む。

全てを教団にお布施として寄付してしまい、身体ひとつで祈りを捧げれば神様にしっかりと届く、と。

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