こんな危機的状況で、いまだに被害を食い止める手段がない。
スピリチュアルのパワーでなんとかならないものかと思う。
でも、スピリチュアルにはコロナウイルスを撲滅するとか、地震や集中豪雨の洪水を食い止めるとは対極にいるような気がします。
どことなく乙女チックで、夜空の星や月の光から力をもらうみたいな雰囲気。目前に迫ったヤバいリスクを一挙両断する力は宿っていないのです。
それならいっそ逆転の発想で、コロナウイルスが充満した武漢の市場を、酸素ボンベでも背負って大手を振って歩くYouTube動画でも上げてみようかと思ったりする。
ここでは不確実な時代を生き抜くための、やや不謹慎がかった逆転の発想についてお伝えしてゆきます。
逆転の発想、コロナウイルスみんなでかかれば怖くない
これ不謹慎すぎますね。ゴメンナサイね。
でもねえ、あながち当たらずとも遠からずなんです。
大勢が感染することで統計が取れるんです。
感染した後の病状、回復の推移を年齢や性別で整理できるから、治療の優先順位が決められよういなる。まったく未知だったウイルスが少しずつ見えてくる。
ウイルス感染しやすい環境って気温(北半球と南半球だと夏冬が逆)や湿度と関係しているのか。
もしかしたら民族的な差異もあるかもしれない。
そういうのが統計とともに解明されていくんです。
基本的には同じ治療をしていても病院によって微妙な違いがあるでしょ。
単純にあの病院の医者は腕がいいとか評判になる。でも、集中治療室で重篤患者を診ながらしっかりと記録を残すことで、なにが効いているのかが少しずつわかってくるものです。
医療先進国は大特急でコロナウイルスワクチンの開発に取り掛かっているでしょ。どこの国が最初に特効薬を開発できるかって、医療関係者なら興味津々です。
それには政府が全力で介入しているの。国を挙げての危機対応力が試されているんです。
もし、日本がいちばん最初にワクチン開発に成功したら、ダイアモンドプリンセスの失策を帳消しにできますから政府だって必死です。
逆転の発想から思いつく愚かな脳
“ピンチをチャンスに変える“というと、どうも不謹慎な行動が頭に浮かんできてしまうんです。
嫌いな奴にコロナウイルスがうじゃうじゃくっついた茶碗でメシでも食わしてやろうか、なんて(自分で言っておきながら、誠に申し訳ない)。
でも、マスクを高値で転売するってのも、ある意味、ピンチをチャンスにしている部類です。
だったら、いち早くワクチンを開発して高値で販売する方がスケールがでかい。
「病気で弱った人間を相手にして、ひと儲けしようってつもりか!」って叱られそうですけど、オレに言わせればコロナウイルスの感染当初にテレビで“濃厚接触でなければ感染しない”って断言した医者の方が全然罪は重い。
あれ以来、テレビニュースに出す顔がないですね、あの医者。
名前を売るには最高のチャンスと思ったんでしょうね。
まさに“ピンチはチャンス”の乗りで、今ここで前に出るしかないって思って、何の知識もないのに「濃厚接触、つまり1.5メーターくらいの距離でのやり取りがなければ、感染はしません」ってオオボラを吹いちゃった。
愚かな脳が考えた逆転の発想です。
普通の風邪とか、せいぜいインフルエンザ程度の感染力だと勝手に判断したわけです。SERSのときだって日本人はかかってないし、って高を括ったんです。
いまコロナウイルス関連のニュースを放送するときに、横に医者がコメンテーターみたいに居坐って、意見を言うでしょ。
でも、相当の感染症の権威だとしても、今の状況からだけじゃ何も判断できない。
“感染力が強いけど、致死率はそれほど高くない”程度の事実がようやく統計的に見えてきたところ。
当たり前のように”手洗い、手の消毒、うがい、マスク着用“を呼びかけているけど、それらが本当に有効なのかなんて誰も保証できないですからね。
コメンテーターとしてテレビ局から声がかかった医師は、いま確信のある事だけを言葉にしなければいけない。
「常識とか、普通は~だから」で一言でも発してはいけない。ピンチがチャンスに変わるどころか、人類を地獄に突き落としかねないんです。
もしかしたら消毒用のアルコールなんかで手を拭いたって全然歯が経たないかもしれないんです。
抜いた衣類にもしコロナウイルスがついていたら、80°以上のお湯に5分くらいつけてから他の衣類と一緒に洗濯機で洗ってください、ってまことしやかに解説していたけど、なにを根拠に80°と5分が導きだされたの、って事ですよ。
もし、それが本当ならアルコール消毒くらいじゃ死滅しないと思いません??
濃厚接触と断言した医者と同じように、根拠なく適当な発言で自分のピンチを招く医者がこれ以上でないことを祈るばかりですね。
コロナウイルスで年寄りが一掃されれば年金の破綻も少しは楽になる、とか言っちゃうとよりはまだ、いいか。
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