心のからくり|文句や不満や欲張り心が人類を進化させてきたんだ

Pocket

誰もが不満を抱え、文句を言いながら日々生きている。

現状に100%満足している人はまずいないですね。

だから「上を見ればキリがない」とつぶやいて、みんな現状維持を受け入れているの。

 

でも人間にとっては、“今を受け入れる”ってとても耳に優しい言葉なんですよ。

だって「不満はあるけど、それは仕方がない事だから、何も変えずに波風たてずにおきましょう」って諭されてるようなものですから。

不満慣れ、不幸慣れの上に成り立つ現状維持が、人間にとってはいちばん楽なんです。

 

ここでは、「今のままがいちばん楽」と「不満があるからこそ進化していく」の心のからくりについて深堀してゆきます。

現状に満足してたら進化はないのが心のからくり

 

「このままじゃダメだ。現状を変えなければみんな不幸なままじゃないか」と一人が立ち上がる。

それに触発されて、5人が重い腰を上げた。

「俺たちにも手伝わせてくれ」と。

が、誰ひとりとして妙案があるわけじゃない。今のままじゃいけないという思いだけが先走っているだけなの。

 

でも人類の進歩・進化なんてこんふうに始まるものなんです。

秘策をもっているアイデアマンなんていなくて、スタートラインでは“ああでもない、こうでもない”って始まるの。

だから“今のまま・現状維持”の方がよっぽど気楽なんです。

ただ不幸慣れして、文句を言っていればいいのだから。

 

100人いれば50人は不満を感じ、50人は不満に慣れている。そして、その比率は次第に後者よりに傾いていくんです。

人間って順応性の高い生き物なんです・

 

欲張り心が進化の後押しとなる

 

人には“欲”という進化・進歩にとって心強い味方がついています。

人間の心に寄生したこの”欲張り心“は少しくらいの抵抗では諦めないしぶとさがあるんです。

 

これは社会の為とか、平和々の為などという美談じゃ全然ないんです。

“独り占め“とか”袖の下“とか”荒稼ぎ“あたりに通底する意地汚ない臭いがプンプンする俗物なんです。

 

自分だけが得をして甘い汁を吸うための画策だからこそ、相当な困難でも乗り越えようとする粘りを発揮するんです。人類の為とかみんなの幸せの為だったら、とっくに言い訳をつけて諦めるのが人間心理なんです。

 

自分だけが人知れず優位な立場に立てるとか、人よりもお金持ちになれるとかっていう対人的な比較になると異常に燃える人がいるじゃないですか。

そもそも幸せって“俺の方が幸せだとか、イヤイヤ私の方が断然幸せよ”みたいに比較できるものじゃないでしょ。

でもこれを平気な顔で言い放つ人がゴロゴロいる。

毛皮のコート、ダイヤの指輪、高級車、ブランドバッグ、飛行機のファーストクラス、、、等々を見せびらかす人種ね。

こういう物を引き合いに出して、見せびらかしながら自分の方が全然幸せだし、恵まれているとかっていうのは心のどこかに満足できない部分があるんですよ。

 

心から幸せだと感じている人は、そんな虚勢をはる必要がないの。

わかるでしょ。

本当に幸せな人は、その気持ちだけで生きていられるんです。

お金、食べ物、住む家、着る服、等々にもちろん気を使うけれど、それを幸せの判断基準になどしない。

家族団欒の楽しみの一つと捉えているの。

 

見せかけの幸せの為の努力が進歩となる

 

幸せってほのぼのと感じるでしょ。

そこはかとなく、じんわりと、まったりと、、。

 

燃えるような熱烈な恋の頂点で幸せを感じるのも短期的にはもちろんあって構わないけど。そんなに延々とは続かなくて、いつのまにか穏やかになっていくの。

 

まったりと幸せを感じている人って、正直、あんまり努力しないでしょ。

がむしゃらとは正反対の生き方で、現状維持がかれらにとっては一番なわけですからね。

幸せな人って、一生何も変わらずこのままであってほしいって考えるんです。

 

それに引き変え不幸せを薄々感じている人は、人知れず努力するの。

今の状況から這い上がる為に、なんとかして金儲けをしようと必死になる。

それも幸せっていう抽象的な目標を追うんじゃなくて、もっと分かりやすい金に執着する。

その為の努力に命を懸けるんです。

これが心のからくりなんです。

悲しいかな、不満を抱えて生きている人間が、そこから成りあがる為に力を注ぐことで、人類は進歩してきていると考えていいのです。

        【広告】

関連記事

        【広告】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*