奇人変人|心を病んでくると自分の異変を察知して正常との帳尻を合わせようと強がる、威張る、いきがる

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昨年の夏、大きめの仕事を受注して職場がばたつきだしたんです。

長丁場の仕事だし、毎晩残業するのも嫌だったから期間限定で派遣社員を雇用することにしたの。

派遣会社の営業の人に連絡して話を聞いてみたら、今は売り手市場だから優秀な人員はまず見つからないと言われてしまつた。

まあ、簡単な書類作成とか、貿易実務の橋渡しくらいならできるだろうと思って、女性を一人採用してみたんです。

その40歳くらいの女の”心の闇“が凄かった。

ホラーでした。

 

ここではある一人の中年女性を通して知った心の闇についてお伝えしてみようと思います。

 

強烈なクレームで心の闇を掻き消す奇人変人

 

オレの勤め先って商社で、外国との取引が多いんです。

品物を輸出したり、輸入したりするの、

その時の細かい業務は乙仲と呼ばれる業者に任せてしまうです。海上輸送の場合の船会社への予約とか、航空輸送の場合の航空会社への予約とか、輸出入通関とかね。

で、そういう乙仲とのやり取りを派遣社員にお願いするんだけど、急にトラブル出したんです。

その中年派遣社員(独身女)と乙仲の戦争が。

 

  • もっと安い価格で仕事を受けられるはず
  • そんなチープなサービスで利益を搾取するのは許せない
  • オタクらみたいな会社が日本経済を悪化させている

 

乙仲はうちの会社の下請けの立場だから丁寧にクレームに応えていたけれど、ついに耐えられなくなぅてオレに電話してきたんです。

XXXさんからのクレームがキツすぎて、担当者が困ってしまつていると。

客観的に見て、乙仲の言い分のほうが正しいとオレも思ったんです。

病んだ心を隠すがごとく、強がる、威張る、いきがる

 

 

乙仲からの電話を受けて、派遣さんの考えを直接聞いておかないとマズイと思ったんです。

でも、彼女と真正面に向き合って話そうとしても、必ず軸をずらしてくるんです。

腹を割って話す事ができない相手だったんです。

真面目に話しているのに、こっちの目を絶対に見ない。

斜め上を見たり、自分の爪を見たり、PCのキーを急にたたき出したり、わざわざお菓子の袋を開けて食べ始めたりする。

まるで“あんたの話を真剣に聞く気なんてサラサラないから”って言われているように感じるわけです。

強がり、いきがり、で自分周りに煙幕を張っているような感じ。

こっちの言い分に耳を貸さない事で、同じ土俵で戦う意思は無いと言っているように思えたんです。

それは、“まともに口論しても勝てやしない”、と心の奥で敗北を認めている事の証。

だから、こっちを小バカにしているような態度をとって強がってみせている。

 

「しかし、あんな言い方をしたら、たとえ下請け会社といえ気持ちよく仕事ができないでしょ。良好な関係を保つのは仕事を上手く進めていくうえで大切だよ。そうは思いませんか?」

と直球を投げてもまともな返事など返ってこない。

 

「良好な関係って何?サービス業は適切なサービスを提供するものでしょ。あの会社は粗悪なサービスで高い対価を要求してくるブラックな企業で、業界でも有名で、警察からも公安からも目をつけられているのよ。そんな会社に代金を言われたまま支払うなんて考えられない。賄賂を贈っているようなもの。アタシは絶対に許しませんから」と、大胆な自己主張を繰り返すわけです。

なにを根拠に言っているのかと問えば、長年の調査の結果で明白になっていると言う。

 

彼女を乙仲とのやり取りの業務から外し、別の仕事につけたのです。が、暫くするとまた問題を起こすんです。

決まって立場の弱い者へのクレームから始まるんです。

いわれのない“イチャモン”に弱者は対処療法的に謝罪してしまうの。謝って済むものなら、その方が手っ取り早いと思うからです。

でも、そこがクレーマーにとっては入り口。ますます言いがかりは過激になっていくんです。

非常識なほどの身勝手さを発揮して、相手が“いい加減にしてくれ”と言った瞬間に

「あらあら、最初は丁寧だったのに、ずいぶんと大きく出たじゃないの」と逆切れして見せる。

弱い者をいじめて、どこまで耐えられるかを楽しんでいる。

奇人変人のレッテルを貼り付けられているのを自分でも承知していながら、クレームが止められない。

 

彼女に任せられる業務がどんどん狭められ、社内でも居場所がなくなり、ポツンと一人でいることになるんです。

 

派遣契約の期間が満了し去っていく

 

派遣法で彼女らは守られています。昔みたいに“明日から、来なくて良いから”と容易に首を切る事はできないですね。

だから仕事の忙しさを考慮して3ヶ月間で雇用契約を結んでしまって“しまった!”と思ったときでは遅いんです。

派遣社員として長いこと食いつないでいる人は、派遣の弱さも強さもしっかり把握しているの。

こっちが下手に怒鳴りつけるような行動にでたら、一発でパワハラで訴えられる。

 

弱者(下請け会社)を繰り返しいじめるような歪んだ内面を秘めつつも、一応は働き手として派遣会社に登録されてて、社会人として普通に生きているんです。

気持ちが悪いから契約期間の後半は口をきくこともなくなり、仕事の指示もメールで出すようになったんです。

 

悔しさ、腹立たしさ、憤慨、憤りみたいなハラワタの煮えくり返る心の闇を押さえ込みながら、そのガス抜きとして弱い者をいじめ抜いて、彼女はわが社を去っていったのです。

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