あたふた、イライラ、ドキドキ、と心に余裕が無いときって、どんなふうに対処すればいいの?
このまま頭がとっちらかったまま突き進んだら、まともなアウトプットなんて無理。大失態を演じるのは目に見えているんです。
こんな時は心に焼き付けておいたメモリーフォトを引っ張りだすんです。
“ああ、とても幸せ”って感じる場面の光景を心に焼き付けておいて、それを引っ張り出してくるんです。
- こたつに入って“行く年、来る年“を観ながら重厚な鐘の音を聞いているとき
- 風呂につかりながら、雪降る街並みを眺めているとき
- 家族団欒の夕食
- 公園のベンチに座って夏の夕暮れを感じている瞬間
ここでは気持ちに余裕がなくなった時に、どうやって平常心を取り戻すか、その方法について解説しています。
心に余裕が無いときってどんなとき
心に余裕がないってどんな時でしょうか?
締め切りが差し迫っているのに宿題や仕事がほとんど手つかず状態とか、
前回と同じミスを繰り返してしまったとか、
嫌味な相手からムカつくひとことを浴びせられたとか、
試験やプレゼンが目前なのに準備の目途すらたっていないとか、、、。
ひとことで言うと、“なんとかしなきゃ!”っていう臨戦体制のような心情で、脳内ではアドレナリンが噴出し始めている状態なの。ゆったり感とは真逆で、心細く不安。
逃げ出したいけれど、それもできない。
だから、居ても立っても居られないようなソワソワ感で気持ち落ち着かないんです。
こういう時こそ、ドライに割り切る。単純明快に、脳内分泌物質のおかげで焦らされているんだ、って気持ちを割り切ってしまうんです。
そのうえで事態を冷静に受け止める方が絶対的にいいんです。ストレスだって少なくて済むし、間違った方向に行きづらくもなる。
いくら焦ったって良い事ないでしょ。
要は心構えの問題だと自分に言い聞かせて、冒頭に書いた、“とても幸せ!”っていう場面の光景を記憶から引っ張りだしてきて、安らかさを堪能するんです。
ああ、幸せだなあ、って瞬間を思い出すんです。
こんな事で“あたふた”させられるなんてバカバカしいと開き直る
やや極論っぽいかもしれませんけど、「こんなことで“あたふた”させられるなんてバカバカしい、やめちゃおうか!」って開き直るのも一案なんですよ。
途中で放棄できる性格じゃないのは自分が一番わかっているでしょ。だから、あえて極論をつぶやいてみるのもいいじゃないですか。
そこで気持ちが落ち着きかけたら、“とても幸せ!”っていう場面の光景を思い出すんです。
焦りが少し取れたところでホッコリした光景が心に沁みるんです。
たとえ仮という前提だとしても、“やめちゃおうか!”と思えない超真面目な人は、もう少し軽い言葉で自分自信をほぐしてもいいんですよ。
人間なんだから“力に限界はある”って前提に立って、こんなにたくさんできないから半分できればいいや、とか三分の一でいいやって気持ちで落ち着ければそれでもいいんです。
もう一つ、人間心理に絶大な効果がある物をご紹介します。
時間を制限してしまうこと!
例えば2時間だけ頑張って、それ以上は深追いしないと決める。どんなに頑張ったって100%は無理なのだから、集中力が継続する2時間を本気で頑張るわけです。
人間って、時間の制限で救われることすごく多いんです。“まだやろうと思えばできる“っていう無制限が一番辛い。
だからルールとして制限時間を自分で設定してしまうわけです。すると良い意味での諦めがでてくるでしょ。決められた時間内で精一杯頑張ったっていう清々しさが残るんです。
制限時間を2時間とか1時間半とかに定めた瞬間に、そこはかとなく気持ちが落ち着いてくるものなんです。そこで“とても幸せ”のフォトメモリーを思い出して味わう。
とにかくソワソワ感を一端ひっこめない限り、ろくな結果にはならないの。何とかしてソワソワを落ち着かせて、それから幸せの感覚を味わうんです。
焦りまくっている時に安らぎのイメージを思い浮かべても効果がないんです。
心構えが大切
- ゆっくりでいいから間違えないように最後までやり通す
- 集中が続く2時間を目いっぱい頑張る
- できる物から順番に着手して、時間を有効に使う
こんなようなのが心構えの一例なんです。これが有ると無いとでは掛かってくるストレスが違ってくるんですよ。
焦りまくって、ただ全速で走ってもミスを連発するだけ。時間との闘いであるのは分かるけど、その限られた時間をどんなふうに使うかを、心構えとして固めると落ち着くんです。
落ち着きと取り戻したときに、ダメ押しで“幸せな瞬間のイメージ”を使ってリラックスするのです。
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