こんなタイプが犯罪者になりやすい|試練がなければ普通に生きていかれたのに

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マスコミがこぞって発表する凶悪犯罪の動機と被疑者の生い立ちを見聞きするたび思いますね。

この犯人が一番悪い。でも、理不尽な人生の試練に襲われなければ、普通に年を重ねられていたのではないかと。

 

東海道新幹線で乗客二人を刺し殺した小島一朗は動機をこう述べています。

「むしゃくしゃしてて、誰でもいいから殺してやりたかった」と。

裁判で判決言い渡されたときも、反省の色は全くなしで、控訴もなし。

 

生まれたときから彼の中に息づいている反社会性人格障害に何かが火をつけてしまった結果の犯行でした。

 

ここでは人間の心の底に横たわっている人間性と、生まれ持った異常性について考えてみたいと思います。

  

小島一朗は自閉症なのに、なぜ犯罪者に

 

犯行直後のマスコミ報道で、小島一朗は幼少期から自閉症だったと繰り返していましたね。それは、まるで自閉症という生まれながらの発達障害に殺人鬼を重ね合わせたように感じられました。

 

医師団からの抗議か、発達障害者の保護団体かはわかりませんが、ある日を境にマスコミは自閉症スペクトラムの発達障害との報道をぴたりとやめたんです。

自閉症の患者が見ず知らずの人に向かって刃物を振り回すなど、聞いたことがないじゃないですか。

事実、小島一朗は自閉症で人間関係がうまくいかず、自殺したいと何度も祖母に漏らしていたし、姉からの証言では、自殺の恐れは感じていたけれどまさか殺人を起こすとはい思ってもみなかった、と。

 

以前、小島一朗に関する記事をブログ掲載させて頂いた時、抗うつ剤のパキシルによる衝動性を疑うべきではないかと意見を述べさせていただいたのです。それは自閉症の薬物治療にもSSRIが用いられる事、そのなかでパキシルに衝動性を高める副作用がある事からの推測でした。

が、裁判で判決を受けた後ですら、小島は出所後の再犯をほのめかせていて、パキシルの衝動性が招いた副作用が殺意に結び付いたとは思えにくいのですれば

だとすれば小島一朗の不幸な生い立ち(自閉症による人間関係の問題)が、彼の腹の底に横たわっていた反社会性の人格に火をつけてしまったように思えるのです。

 逆に、人間関係を構築する術(コミュニケーションや共感)さえ覚えていれば、反社会性人格障害が爆発することも無かったのかもしれないと感じるわけです。

 

座間大量殺人事件の白石隆浩の場合の不幸

  

神奈川県座間市でSNSを使って自殺志願の女性8人と男性1人を殺害したのが白石隆浩でしたね。個人的な興味は共犯者が誰か?なのですが、ここでは彼の生い立ちにスポットライトを当ててみます。

 

“優しくて目立たない、おとなしい子供“で”暗くて目立たない存在“というのが一般的な見方でした。

ここから普通に推測できるのは、“あんな大それたことができる人間ではない”という驚きです。でも、おとなしいからといって現状に満足していた、と考えるのは大きな間違いなんです。

優しそうだから、犯罪などとは縁のない人間、と考えるのも安易すぎるんです。

 

逆に自分を上手く表現できないもどかしさに苛立ちを覚えるつつ、おとはしい人物でい続けるなんてザラにいるんですよ。

自分の心を代弁してくれる、パンクロックに傾倒していったり、犯罪に手を染める事で言葉にできない怒りをなだめているような人たちです。

 

白石の場合、高校を卒業後に仕事を転々と変え、ついには風俗店に女性を紹介するような仕事にまで身を落としたんです。おそらく、職業を転々としたといよりも、戦力外通告で自分の居場所が得られなかったのでしょう。

特別な理由で無口を貫いているのではなく、もともと語彙がなく表現が未熟なタイプ。話をして仲間を増やしていくことができない面白みの無い人間。

飲みに行っても、端の方でじっとしている。

誰かに話しかけられても、満足に言葉のキャッチボールができない。

 

劣等感、被害者意識、悔しい、ムカつく、こんな感情に四方八方を取り囲まれて生きていたんでしょうね。

最後に選んだ風俗店に女性を紹介する仕事で、裏社会に片足を突っ込んだんです。

いままで何一つとして上手くいかなかった人生で、女を風俗店に売り飛ばして金を得る。

半ば人身売買のような迫力と手応えを感じたのかもしれない。俺が、この女の運命を司っている、みたいな。

 

寡黙だけどPCの道で生計をたてていたら

 

白石は妹ともどもPCの腕は相当のものだったと何かの記事で読んだ記憶があります。

俗に言う、オタクというタイプ。

 

それを糧に生計を立てていれば、殺人の道に突き動かされることはなかったかもしれない。
人とのコミュニケーションがうまくとれないおとなしいタイプで、たまったストレスを発散する術もなかったけれど、PC相手の仕事なら手応えを感じられたかもしれない。

 

仕事は誰にとっても楽しいとは限りません。でも、そこに手応えを感じて気持ちを振るい立たせて突き進む人は少なくないんです。

 

白石は職を転々として、運悪く就いた仕事に、鳥肌を立たせてしまったんです。自尊心のかけらもなかった白石が、生身の女を風俗店に斡旋する快感に溺れてしまった。

腹の底で渇望していた自己愛が満たされ、SNSで出会った自殺願望の女を好きなように転がす楽しみを知ってしまった。そんな万能感が歪んだ自己愛にエネルギーを注ぎ込んでしまったように思えるのです。

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