おーおー、面白いねえアンタ。今のうちにそうやって好きなだけ自慢しておけよ。
まわりのみんなも博学に目を丸くしているぞ。
時事問題から世界の料理、ワインまでなんでもござれだ。
この面子だったらアンタ自分がトップだと確信しているんだろうなあ。そうでもなきゃあんなにも高圧的に場を支配できないよな。
でも、そろそろ時間だよ。変な汗をじっとりとかかせてやるよ。
相手に恥をかかせりゃ、こっちのかちなんだ。
さて、相手に赤っ恥を書かせて勝利を勝ち取る方法を解説しています。それしか奴をまともにする道はないのですから。
気持ちよくどんどんしゃべらせてやれ
正直で性格の良い人に恥をかかせる必要なんてないんです。
知ったかぶり、人を見下すような奴にはたっぷりと思い知らせてやらなければいけないんです。まずは、おだてにおだてて、どんどんしゃべらせるんだ。こっちはキョトンと相手の話ぶりに聞き惚れればいいの。
そうして自分の得意分野にさしかかったら、思いっきり興味を示すんです。わざと初歩的なところでど素人丸出しの質問をぶつけるんです。
“こいつ、何もしらねえなあ”って奴に思い込ませる。素人はとにかく物分かりが悪いの。何度も何度も同じような質問を繰り返すんです。
そして、やっと理解してからもう一段上のレベルへとステップアップするんです。
そういえば、こんな事を新聞で読んだことがある
いきなりオレの方が全然プロなんだよ、って身を乗り出しちゃあ面白くない。
自慢話を中途半場なところで止めちゃ失礼でしょ。
徹底的に天狗の鼻を伸ばさしてあげてください。
で、タイミングを見計らってジャブをお見舞いします。
「そういえば、こんな記事を新聞で読んだことありますよ」と専門用語を折り混ぜて言ってみてください。
こっちが素人だと思い込んでいますから案外丁寧に説明してくれるかもしれません。ここで相手のミスを一つでも二つでも見つけてください。
ミスがなければ少しずつ難易度を上げていけばいいんです。アンタの得意分野ですから丁寧に相手のミスを誘いましょう。
知ったかぶりなバカなミスを見つけて指摘するんです。
「いや、今の解説はワタシが読んだ記事とはちょっと違うみたいですね」
「ええっ、どう違うと言うの!」と相手がカツンと来てくれると面白くなりますよ。
間違いを認めなられない異常な自己愛者
自尊心が強くても、自分の間違いを潔く認められる人もいます。それとは反対に、間違いを認める事イコール敗北という図式が頭の中で出来上がっている人もいます。
自己愛が異常に強すぎて、自分が間違えていました、と素直い言えないんです。
これって性格異常なんです。ある意味生まれつきで、脳に何かの異変があったわけじゃないの。
なんだか気の毒でもあるように感じます。
でもねえ、なんでも自分が中心で、周りが自分よりも弱いと見切るや高圧的な物言いで人を小ばかにする。これ性格異常が原因なんですよ。知ったかぶりもこの一端なんです。
恥をかかせて自尊心をズタズタにしてやれ
この性格異常は誰にも治す事はできないでしょう。自分よりも立場の強い者から諭されたときだけは、その場かぎりの反省の表情を見せるかもしれない。
引きつり笑いみたいなキモい笑顔を浮かべて頭を掻く真似をするかもしれない。
でも腹の底では、反抗心がトグロを巻いている。
“ふざけんじゃねえよ、間違っているのはオマエの方なんだよ。なにもわかっちゃいないのはオマエの方なんだよ”って。
指摘したり、諭したり、丁寧に解説して上げたって聞く耳など持てない。奴の心は正解、不正解を飛び越えて、間違いを指摘してきた相手への憎しみに呑み込まれているんです。
だから、一番効き目があるのは大衆の面前で恥をかかせることなんです。
耐えられないくらい恥をかかせて自尊心をズタズタにしてやるしか方法なはいんです。
それで初めて負けを認める気持ちにさせることができる。そうやって自分の異常性に気がついてくれれば、それが第二の人生のスタートになるんです。
治らない持病を抱えながらも、人と交われる人生を送るためには恥をかかせて、こっちが勝しかないんです。
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