自分への投資と聞いて何を思い浮かべますか?
- 習い事
- 資格の取得
- 語学留学
- 美容整形
- ファッションセンスの向上
いろいろありますね。趣味を兼ねた楽しそうなものから、実益直結の金目的のもの。
どっちが良い悪いはありません。考え方次第です。
でもどう自己投資するなら、年金破綻と怖い噂が流れている昨今、無駄のない者にしたいものです。
そこで、今日は自己投資をどんな角度でとらえたら損なくリターンが得られるかを考えてみたいと思います。
利益直結型の自己投資とは
すぐに利益に結び付く事故投資となると資格取得がおススメですね。それも就職・転職に役立つものがベスト。
英検、行政書士、ファイナンシャルプランナー、公認会計士、ソムリエあたりが仕事に直結です。が、それなりに難易度が高いですね。
英検で仕事を決めようと思ったら、1級じゃなきゃ話にならないでしょ。簡単には取れないね。
でも1級とれなくても自分の能力としては高まるわけだから損はないですね。勤めた先で英語が必要になったとき、「結構やるじゃん!」みたいに評判になるのは大いにある。
今や外国企業と取引のない会社はほとんどありませんからね。
これに比べてソムリエ、行政書士、公認会計士とかだと就職・転職先もかなり限られてきます。
でも経理関係の勉強をしている人なら、簿記1級の取得と並行して公認会計士を取得する作戦がいい。
でも、会計に携わる仕事が嫌になったら使い方は、会計士育成学校の先生とか、簿記の先生なんです。
特殊技能だから今のところは失業対策としては有効ですが、近い将来、人工知能がこの分野の仕事をどれだけ荒らすかが読めないんです。
即戦力になる資格は取得が難しいか、用途が限られているのが注意ポイント。
あんまりセカセカせずに見分を広げよう
これから大学受験の人はとりあえず有名1流大学の経済学部あたりにもぐりこめば将来安泰と考えているでしょ。
世の中、そんなには甘くないんですよ。
勉強ができるのと仕事ができるのは別。脳の使う部分が一部異なっているの。
空気が読めないとビジネスの世界では厳しい立場に立たされちゃう。
勉強だけだったら、さほど問題なくいけるでしょ(友達が出来づらいとか、いろいろ学生にも悩みとしてつきまとってくるけど)。
だから大学の学部選びは勉強したい分野に打ち込めばいい、とオレは常々言っているんです。
学生なんだから、勉強したいことを勉強してその分野を極めればいい、という考え方です。
その延長として留学もありでしょ。英米文学を専攻する学生が、英米で暮らしてみると、こういう風土のなかでこれら英米文学は生まれたんだ、としっくりくるわけです。
ただ、日本にいて机上の推論をしているより、より原文近くに身を置くことになる。
美大で油絵を勉強する学生がフランス留学したり、ファッションの勉強のためにミラノやパリに飛ぶのもありですよね。
でも現地に行って1年間楽しく過ごして帰ってきただけじゃ、全然ない。
本場の人と交わって、言葉のハンデがある中でどれだけ苦しみもがいて打ち込んだかで、そのあとの人生が変わってくる。
行くだけならだれでもできるんです。
磨けば光る
前述の、“どれだけ苦しみもがいたか“が自分への投資なんです。自分を磨こうと思ったら、もがき苦しむくらい打ち込まないとダメなんですよ。
時間の使い方次第で自己投資にもなるし、ただのお遊びにもなる。この場合の時間の使い方とは、全力でぶつかっているかどうか。限界まで力を出し切っているか。
それに耐えられるかどうかは本人のメンタルの問題です。
自分をどれだけ信じているかなんです。心が折れないでついていけるかなんです。
始めに言っておくべきだったかもしれませんが、心が折れるか折れないかの限界を1年間毎日続けたら、弱い人は病気になります。うつ病とかパニック障害とか。
だから誰にでもできる事ではないの。心が豊に発達していて、ちょっとやそっとでは折れないメンタルを持ち合わせていないと対応できない。
自分への投資ってお金がかかって、それでいて苦しいサディステックな世界なんですよ。
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