世の中、不満だらけでそのたびに酒の席で愚痴をたれるわけです。どうせ単なる愚痴なんだから聞いている方も話半分でスルーすればいいものを、わかったような言い分で返す奴がいる。
「それってさあ、自分がかわらなきゃ改善しないよ」と。
とはいえ、このオレのどこを変えれというのか見当がつかない。とりあえず、皆様と胸の内を共有する意味で日頃のムシャクシャを列挙してみようと思うのです。
- 上司のパワハラ。毎日ではないのです。その日の気分によって手のひらを反すように気分が裏表する気分変調型上司。
- 懇意にしている客先が無理に押し付けてくる利益の薄い仕事を受けてしまう。
- 定期的に開催される部内の飲み会がダルイ。勘定は割り勘なのに場を盛り上げなければならない。
- 倉庫での製品の仕分け仕事を押し付けられる
- 緊急な仕事ばかりで、気持ちが落ち着かない
考えてみるに、嫌がらせにしか思えないのです。これを自分が変わる事で気持ちよくこなすことができるようになるのか?
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自分を変えてパワハラ上司との対決
上司が気分屋でその日の機嫌で部下に八つ当たりする。こんなケースにはどう対処したらいいのでしょうか?
機嫌が良い時は、上司と一緒になって笑い、不機嫌なときは言われるがままうなだれる。こんなことがあっていいのか、と思うでしょ。これって上司の気分変調に惑わされているだけですよね。
「不機嫌で部下につれなく当たることもあるけど、上機嫌で職場の雰囲気がいいこともあるじゃない。だから帳消し!」というわけにはいかないと思うのですよ。
良いところを拾い上げて、これだけこの人には素晴らしいところがあるのだから少々パワハラがあったとしてもプラマイゼロなんていう考えは全く筋が通らない。
こんな上司を相手に、俺はどう変わればいいの?
はい、ここはズバリ、いままでの煮え切らない態度を一変するしかない。はっきり言って上司の態度に不満がありながら、ビビッて何もいえなかったんでしょ。
ビビりの原因はポジションパワーですよ。目上の人の方が立場が強い、という当たり前の現象です。
これを利用しているのがパワハラ上司です。
だったら覚悟を決めて、言うしかないでしょ。
「課長、あなたのコロコロ変わる裏表の態度と感情は職場の雰囲気を乱しています。もう少し大人になって、その時の気分だけで部下への接し方を変えるのをやめてください」
面と向かう勇気があれば、主張そのものはアナタの方が正しいのです。ポジションパワーに負けていた弱さからただ脱皮するだけなんだ。
懇意にしている取引先から正当な利益が得られない
これは単純明快で、公私混同しているだけ。遊びと仕事をぐちゃぐちゃに混ぜてしまっているんです。
たぶん相手は敢えて公私混同を利用しているのでしょうね。
あなた自身が仕事に対してプロ意識をもっていないんです。適正な対価をもらうだけの仕事をしているプライドがないのです。
特別な割引期間を設けるなどして、サービス価格をアピールすることもいいじゃないですか。顧客を呼び込むビジネス戦略です。
ビジネスは知り合いから金を巻き上げているわけじゃないのです。適正な利益を得る物なのです。
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会社の部の飲み会で弱さから脱皮するのだ
昔は良く仕事帰りに飲みに行っていました。仕事を定時で切り上げて、職場に近い居酒屋でコミュニケーションを深めていたものです。
でもねえ、職場の飲み会って半分くらいが仕事の話になる。最初は世間話をしているはずが、いつのまにか取引先の人の話や、売れ筋商品に話題がスライドしていってしまう。
それはそれで盛り上がらないわけではないのでが、会社の延長みたいな気持ちに陥りますよね。
オレは個人的にはあまり好きじやないの。無礼講といいながらも縦の関係は飲み会の席でも生きているし、上司には気を使わないかけにはいかない。
だから、なんでこんな飲み会にお金払ってまでわざわざ参加しなきゃならないのか、つて思うことも正直ありますね。飲み会の席でわざわざバカ話しをして上司を笑わせなければならないのかって。上司は自分にとって客じゃないんですから。
中にはエンターテイメント性を発揮して社内営業している同僚もいます。
でも、どうせやるなら酒を少々控えめにしておいて、普段言えないことをズバッと言う方がメリットありますよ。酒の席なのに面白みのない奴だと思われたって、こっちはこっちで酒の力を少し借りて物を言ってもいいじぁないですか。
上司のポジションパワーに対抗する意味での酒だと思えばいいんですよ。
つまり、日ごろ言いづらい事を酒の力を借りて言ってしまう。くれぐれも飲み過ぎに注意ではあるのですが。
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