つらいとき、近くに仲間がいて支えてくれる。
本当にありがたいですね。
人の温かみが身に染みるのです。
なんでも自力でやり抜こうとする人いますけど、あれはダメ。
甘えるときは、甘えていいんです。
でも自分しかいないとき、今回だけは仲間に頼らず何とか自分で対処したいとき、どうメンタルをコントロールすればよいのか?
ここでは「根性で乗り切る」・「神経の高ぶりが酷い」・「勇気が欲しい」時にどうメンタルを前向きにし、自分の背中を押してくれるようメンタルをどうコントロールすのかについて解説しています。
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ど根性で乗り切るとき
疲れていて、もうダメだ、限界だ、っていうときどうやって自分を奮い立てせたらいいのでしょうか?
ガンバレ、ガンバレでここまで来ましたが、もうその声援は通じないんです。
こんな時にかける言葉とは、意外にも“サディスティクな表現”が効果を発するんです。
もう、ここまで来たらやるっきゃない、と自分に言い聞かせて次の言葉を口に出してみてください。
◆100℃の油を一気飲み、ほら、お代わりもってこんかい!
◆30日間、飲まず食わず、あと3ヶ月はいけるぞ!
◆全身複雑骨折、這ってでもたどり着いてやる(平山夢明著の小説タイトルです)
◆タバスコ目薬を十連発、眠ってたまるか
◆顔面サンドバック、打てるものなら打ってみろ!
こういうのを叫ぶと、やる気度とヤケクソが混然一体になって立ち上がれるのです。
まだまだ踏ん張りがきくのです
神経が高ぶって体はガチガチ、頭は真っ白
極度の緊張に襲われたとき、人の気持ちをじんわ落ち着けてくれるものとは?
性格にもよりますが、緊張しがちな人はここぞというところで本来の力を出し切れない傾向にありますね。
「みんなの注目を一身に集めている」というシチュエーションに呑み込まれている状態です
上手くやろうと思えば思うほど緊張のボルテージが上がるばっかりです。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせてみてもちっとも効き目なし。
逆に、
「ガンバル必要なんてない、なるようにしかならない」
「誰も見ていないし誰も聞いていない」
こんなセリフもまったく頭に入ってこないし、むしろ逆効果。
いったいどうすればいいのか?
心を穏やかにしてくれるのはイメージなんですよ。
文章で表現しても、ドキドキが最高潮に達していますから言葉をロジカルに処理するだけで、ちっとも染み込んでこないのです。
こういう時は短い単語が絶対的に響くのです。
しかも、名詞ですよ。
◆花火大会
◆流しソーメン
◆夕涼み
◆お節料理
◆朝顔市
◆キャンプファイアー
こういう単語の方がダイレクトに脳に入ってきます。
単語を口にすると同時にイメージしてくださいね。
短い単語ですから、イメージと直結して緊張を和らげるにはちょうど良いんですよ。
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勇気をくれる一番のおススメは
ワタシの場合、勇気をくれる一番のおススメは『ロッキーのテーマ』なんです。
あの超有名な曲が頭の中で流れると、自分の中でしぼんでいた勇気がムクッと立ち上がります。
エイドリアンのために最後までリングに立ち続け、エンディングテーマが流れる場面が、絶対的な勇気を与えてくれる。
映画を観ていない人だったら、『ロッキーのテーマ』でなくたっていいんですよ。
みなさん、自分の気持ちを奮い立たせてくれる曲を絶対持っているはずですから、それを見つけてください。
岡本真夜の『TOMORROW』だったり、岩崎良美の『タツチ』だったり、いろいろあるでしょ。
自分にあった楽曲を聴くと気持ちが頑張りモードに変化しますよ。
すると不思議なことに、いい意味での雑さがでてきます。
「物は試し、やってみなきゃ結果はわからない!」
「世の中、捨てる神ありゃ、拾う神あり」
「まずはドーンといってみるか!」
このドーンんていう擬声語もストレートに頭に浸透します。
◆ひとつドッガーンとぶつかってみるか。
◆バシッとこっちの理論を目の前に叩き付けてやるか。
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