人間のメンタルは現状維持
変化を求めるのが好きな人もいますが、基本、人間のメンタルって現状維持なんです。
できれば毎日、変化のないルーティーンを積み重ねたいと潜在的に考えている。
だから自分を憶病者と悲観する必要なんて全くありませんよ。
最新式のスマホとか家電が大好きなのは、リスクが無いのを知っているからなのです。
今、使っているスマホを取り上げられて、異次元的に進化したスマホを渡されたら嫌ですよね。
使いこなせるかどうかが心配じゃないですか。
安全が担保されていて初めて新しいものに手が伸びる、というのが人間の本性なのんです。
新しいい事にチャレンジするのが大好きな人は、どこかで従来の安全をつなぎとめている、と考えた方がいいのですよ。
新しいことにチャレンジするときのコツ
だから、自分自信を引っ込み思案とか、憶病とかと思う必要なんて全然ないのです。
真新しいチャレンジが苦手だとしても悲観することはない。
だって人間の基本は現状維持なのですから。
さて、どうしたら新しい事にチャレンジできるようになるいのでしょうか?
どうしても今までと違う事に向き合おうとすると二の足を踏んでしまいますよね。
みんな同じです。
それは失敗するリスクがあるからなんです。
現状維持だったら、いつもどおりにやればいいだけですから失敗のリスクはすごく低いじゃないですか。
でも初めての場合は失敗のリスクを伴います。
はっきり言って、怖いです。
勇気を振り絞らなければ先に進めません。
勇気を出すためには失敗する可能性を低くすること。
対策をたてて、自分自信で準備すること。
入念に準備すればするほどチャレンジへの気持ちが高揚してきます。
反対に不安が減少してきます。
ダメ元という精神安定剤
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」はダメなんです。
これも、ダメ元の一つなのですが、何の準備もなしに闇雲に挑戦しまくっても意味はないのですよ。
それこそ時間の無駄。
ここで言う、ダメ元とは「失敗したって、たかだかこうなるだけ!命まで取られるわけじゃない」という開き直りです。
実際問題、新しく挑戦する場合にはネガティブな面も考えなければなりません。
それは挑戦が失敗したとき、どんなインパクトがあるかです。
そこに深入りして、思考が泥沼に引きずり込まれちゃ本末転倒なのですが、最悪の事態だけは想定しておく必要はあります。
人間としての責任問題として必要不可欠ですね。
で、その最悪が、わかってしまえばメンタル面でも安心できるじゃないですか。
「ダメ元」という精神安定剤として機能してくれて、リラックスモードに入れるとういわけなのです。
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一歩踏み出す勇気を出すために
例えば、仕事以外の交友関係を築きたいと思って何かのサークルに入ろうとする場合、気楽に入会できる人と、躊躇してしまう人がいます。
新しい参加者募集があるタイミングに入会すると、自分以外にも新規メンバーがいますよね。
知らない者どうし、すぐに話ができるじゃないですか。
だとしたら、年度が替わる4月頃がねらい目となります。
学校でも4月の組み換えの時って、新しい友達をお互い探りあっていましたよね。
あれと同じ。
そのタイミングを逃してしまっていたら、さほど親しくない人でも構わないので、誰かひとりを誘って入会を申し込むと心強いですよ。
一緒に行動できる仲間が初めからいるわけですし、わからない事を質問するにも自分だけじゃないという安心感があります。
年齢や性別に関係なく、強引にでも誰かを誘うという作戦。
全然心細さが違いますよ。
うまくいけば、その人とのつながりが強くなって、良き仲間として一生の友達になれるかもしれません。
もし自分ひとりの場合には、小さな目標を作るのがおすすめなのですよ。
すぐにサークル全員と打ち解けるのは無理。
だから、今日は誰でもいいので2人に積極的に話かけるとか、3人と世間は話をしてみるとか。
その世間は話のネタは自分の中で準備しておかなければなりません。
そこは、ガンバリどころ。
注意しなければならないのは、あまりにも唐突な話は避けるべきなんです。
急に自分の身の上話で、あまりにもプライベートなところまで打ち明けると、その時は熱心に耳を傾けるかもしれませんが、内心気持ち悪るがられるのが落ちです。
メンタル面でもプライベート空間を守って話をするのが得策です。
初対面から親密になる必要は全くありませんよ。
少しずつ交友を深めるのがベストですからね。
こんなふうにして、人は新しいものにチャレンジしていくのです。
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