話題がなぜ横道に逸れるのか|頭の中で起っている事とは?

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話題が横道に逸れるのが自分でも分かる

 

 質問を受けて、それに答えているうちにだんだんと話がそれていく時があるのです。答えが簡潔過ぎると味気ないじゃないですか。

相手の質問の背景とか関連する事柄なんかを思い浮かべて、少し話を敷衍したほうが親切かなとか思ってイメージを広げていくうちに、本筋からどんどん反れていくのに気づくわけです。


ある程度のところで軌道修正していれば、話の膨らみも申し分ないのですが、ワタシの場合、気が付くと既に手遅れで質問そのものを忘れてしまうと言うパターン。

自分でも今日のオレは不連続だなあ、と思うわけです。

こういう時って、頭の中でいったい何が起こっているのでしょうか?
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シャブ中みたいなネーちゃん

 

1年くらい前ですが、キャバクラで思考回路が不連続なネーちゃんに出会いました。とにかく話に連続性がなくて、ツギハギツギハギなの。 

 

「昨日アタシがアパートを出たのが夕方の4時頃で、隣の部屋から水戸黄門の始まりの音楽が聴こえていたから覚えているんだけど、あれだけ長く続くドラマってやっぱ人の心をつかむものなのかなあと思ったわけ。

水戸黄門は子供の頃、おじいちゃんと一緒に23回見ただけで、子供にとっては時代劇はあまり合わないというか、いまでも観ないけど、刀の刃と刃がカキーン、カキーンと当たる音が耳触りでテレビのボリュームをおじいちゃんに下げさせたのだけ覚えている。

時代劇はストーリーが単純だっておじいちゃんが言っていて、サザエさんよりも?ってアタシが聞いたら、カツオとワカメもサザエさんの子供だとおじいちゃんが言うから、それだったらサザエさんはおじいちゃんにとっては複雑な内容なのかもしれない。」

 

 こういうシャブ中みたいな女が、キャバクラでワタシの隣に座ったのです。で、その幻覚妄想状態みたいな話を訊いた瞬間全身に鳥肌が立ちましたね。

不気味すぎて一発で酔いが覚めちゃった。

見た目は普通のケバイネーちゃんで、酒飲めないからウーロン茶とか飲んでる。
腕を見ても、注射針の跡もないし、目がいっちゃってるわけでもなく、あんなふうに普通にしゃべられたらホント、怖いですよ。

で、ワタシが話が本筋から反れたと思った時に、必ずあのネーちゃんを思い出すのです。

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エレファントカシマシの宮本さん 

大変失礼な言い方のなのですが、ロックバンド「エレファントカシマシ」の宮本浩次さんがどうしてもかぶってくるのです。

WEB
ではアスペルガー症候群とかキレやすいとか書かれていましたが、ワタシにとつてはそんな事はどうでもよいのです。

宮本さんの話は独特でとても興味深い。

話の筋が迷走していくのです。宮本さんの場合、問われた事柄に対して幾つもの情報が一気に頭に浮かび上がるのでしょうね。

たとえば、バラの話をしていたとしたら、赤、黄色、薄紫とかの色に関するイメージと、トゲという怖いイメージと、美しい花の代名詞というイメージと、虫が付きやすいという生物学的なイメージと、、、、、、。 

だから、彼の話は本筋から反れると同時に樹系図のように多様化していきます。よくよく話を訊いているとわかるんですけど、普通の注意力だけだと話の迷走に聞こえてくる。

将棋の加藤一二三三みたいな感じです。

 

宮本さんの口癖が「ようするに」なのです。話の迷走に気づいたときに「ようするに」で軌道修正するわけなのです。

 

自分の考えを表現しようとしたとき、思いついた事柄の大半を捨てるじゃないですか。話の展開に無関係な部分はあえて捨ててストーリーを分かりやすくしますね。

さっきのバラの話ですけど、純粋に花の美しさについて盛り上がっていたら、虫が付くみたいな生物学的な情報は捨てますね。そもそもイメージとして脳には浮かんでこない。

でも宮本さんの場合は、一気にいろいろな事柄が浮かび上がってくる。

 

ワタシの一番嫌いなタイプの人間に、「ストレートにこんな質問をしたら、こちらの品位を疑われるかもしれないと考えて、わざと鎌かけてくる」タイプですね。

宮本浩次は、これとは真逆な路線で生きているのです。」

 

頭の中で起こっている事とは

 

話が本筋から反れていく時って頭の中で何が起こっているのでしょう?
支離滅裂な時、は頭に浮かぶ事象に優先順位が振られていないのでしょうね。

もしくは普段は無関係な情報を潜在意識がフィルターをかけてシャットアウトしているのに、そのときにかぎって潜在意識が働いていないとか。

 

映画やテレビドラマでたまあに取り上げられるサバーン症候群ってあるじゃないですか。
発達障害の一種とされている。

物凄い記憶力で、見聞きした事を脳の引き出しに詰め込む。で、何かあった際に記憶の引き出しから関連してそう情報がガンガンでてくる。

普通だったら無関係だと切り捨ててしまうような断片的な記憶も残っていて、ジグソーパズルみたいに組み合わせると思いもよらない真実があぶりだされる。

逆に言うと、見過ごしてしまいがちなところに大切な事実が潜んでいる。

支離滅裂と思われる主張を、言葉を補って丁寧に再構築することで、見違えるほど説得力のある主張になりえるのかもしれませんね。

 エレファントカシマシの宮本さは、もしかしたら天才肌かもしれませんね。ワタシの場合は話をしている際に余計な事を考えたがために、話がとっ散らかるのでしょう。

それなりに話しに奥行を持たせ、かつポイントを外さないというのもなかなか難しいものです。

ちなみに、キャバクラのネーちゃんは不気味すぎて怖いので、あれ以来、行っていないです。

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