会議好きな無能な上司|保身の為に部下を集めて報告を促す

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無駄な会議が多いと嘆く声

 

一般的な調査ですが、社内会議というのは評判悪いですね。それに反して日本の会社は会議が大好きなのです。

無駄な会議が多すぎると嘆く社員が 過半数。会議に参加はするけれど、ほとんどの社員がパソコンを持ち込んで内職三昧。

そうでもしなけりゃ、一日の仕事が終わらないわけです。

あるブログでは、会議の不要性を冷静に上司に問いかけてみては、とアドバイスしています。つまり、会議を主催する上司に、もっと効率的に時間を使うよう進言してみては、というもの。

 

また別のブログでは、会議なしでは上司は不安でたまらない。部下がどんなふうに仕事を回しているかを知る意味でも上司にとって会議は必要不可欠なのだと。

そこでワタシ自身も我が身を鑑みてみることにしたのです。

  

会議好きな無能な上司

 

 ワタシの所属する部署のトップは実務を理解していない部長です。
他部署から異動してきたから当然といえば当然ですが。でも、でしゃばりで何にでも首を突っ込みたがる厄介者。

自分の経験と一般論だけで物事を判断するタイプで、ものの見方が雑で、ミスが多いのです。それでも仕事の詳細を理解しようというひたむきさなどこれっぽっちもない。

息詰まるとすぐに部下を呼ぶ。コーチンスキルだけを身につけた、仕事のできない無能な上司の典型です。

我が社でもOUTLOOKのスケジューラーが導入されていて上司の一日の時間配分がわかるようになっています。

他部署から異動してきたその上司には何も期待していなかったので、それまで適当に合わせていたのです。
が、世間の会議不要論を目にして、彼の仕事具合をスケジューラーで覗いてみたのです。

 

一目見て、これは凄いと思いましたね。やたら会議が多い。1時間~2時間くらいの会議が13つくらい入っている。

営業部の部長職と兼務で情報セキュルティー委員会とか、貿易管理委員会とか、防災管理委員会とか、幾つかの会議体の委員になっていて仕方がないのかもしれませんが、とにかく会議ばっかり。

仕事イコール会議という毎日。

さらに定期的に営業会議、営業戦略会議、何とか対策会議、海外拠点とのビデオ会議とか、そういうのをボコボコ予定に入れる。

この上司のおかげで1日の大半を会議で時間を取られてしまうこともあるのです。

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会議は上司の保身のため

 

     会社が運営する委員会(セキュリテー委員会、貿易管理委員会、防災管理委員会,,,etc)に出席して、その下部組織が定期的に取りまとめた資料に基づいた説明を受ける。
    自分の部署の動きを知るために、営業会議という名称で各スタッフが仕事の進み具合を発表するわけです。ここで、この上司がいろいろと素人じみた質問を連発して2時間、3時間と時間を費やす。
    更に、海外拠点との問題が無いかどうかを報告する連絡会。

この部長が出席している会議の大半は報告会だという事がわかりました。
新規の仕事をどのように進めるか、とかマーケティングリサーチの結果を受けて、新たな市場に打って出る方策を検討するなどの会議ではないのです。

みんなが瞳を輝かせるようなクリエイティブな意見交換など皆無で、仕事の途中経過や結果を聞くための報告会です。

どうやら、うちの会社でも無駄な会議の典型がここに存在していました。

上司は仕事を覚えようとしないから、同じ質問を何度も繰り返す。プロ勘がないから、いつまでたっても部下からの報告がないと全く状況が理解できない。

報告も、実務の枝葉を端折った、分かりやすい説明でないとピンとこない。
理解度が低いから、一目でわかる表やグラフを作るように言い渡す。

自分の机から部下の電話のやり取りを聞いて、仕事が上手く進んでいるかどうかの推測すらつかないわけです。

推測がつかないから会議体を通して、部下から仕事の進捗状況を事細かく発表させる。

「これほど無駄な時間はない」と誰もが思いつつ一向に進歩がないわけです。

  

自分の存在意義を見せるため、それとも時間潰し

  

会議開催は自分の保身のためなのか、それとも上司自身の存在をアピールするものなのか、恐らく両方が混在しているのでしょう。

「俺はみんなの役に立ちたい。だから何をしてほしいか言ってくれ」と言われれば会議を減らして、とことん黙っていてくれと言われるに違いない。

たぶん、本人もそれに気づいているのでしょう。

だから保身のためには、下手に出る作戦は得策ではないと判断したのでしょう。

フランクに何でも話し合える雰囲気を作ってしまったら、そこから張り子の虎は崩れ落ちると危険を察知しているのです。

 

 

 

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 話し合うべき事を話し合えない無能さ

 

商社の営業職として大きな商談を進めるときに慎重に検証するのが取引相手の財務状態です。プロジェクトを動かすために前金を支払うのが常ですが、その後で倒産されるとヤバイわけですね。

製品を作る為の頭金として10百万円を支払わなければならない、と条件を突きつけられたらどうするか。

まず、仕入れ先の財務状態を調べます。すると銀行からの多額の借入金があることが発覚したりします。

ここ数年、売り上げは着実に伸びているが、利益はさほど上がっていないとか。

理由を調べてみると、借入金の返済に利益が喰われていたりするわけです。

プロジェクトを前に進めるためには、この会社のノウハウを使うしかない。

こんな状況だからこそ上司に相談したいわけですね。

しっかりと話し合って、前金を払うべきか、プロジェクトを断念すべきかを、未来像を見据えて話し合いたい。

でも、こういう事はウチの会社では話し合わないのです。

どうするかというと「客観的に判断しろ」というわけ。

つまり、取引先の財務状態から10百万円を前金で払っても問題ないかを、専門家に判断してもらえと言う。

その専門家とは、社内の法務審査部。

彼らが10百万円を頭金として支払っても良し、と言えば仕事は前に進むというわけです。

その根拠は第三機関から入手する信用調査書。

ここに記載された信用限度額が10百万円以上であれば取引してより、それ以外であれば断念。

断念できないから対策を講じる会議を持ちたいわけじゃん、と思うわけです。

部下からの報告は聞くけれども、クリティカルな相談は持ちかけられたくない。反し合いたいことを話し合えない無能な上司が上にいる。

責任問題には関与しないし、責任など絶対にとらない。そんな上司が上にドンと坐っているわけです。

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