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お風呂の黒カビを塩素系漂白剤で落とす
プラスチックの床に黒々と模様みたいに広がった黒カビ。
落とし方としてはこすらないに越したことはない。でも落ちないのです。
強力な塩素除去を試みるもお風呂の床カビは死滅してくれない。
もしかしたら半殺し程度のダメージは受けていて、殺菌されているものの黒々としたカビの模様が残っているだけなのかもしれない。
まずは、カビキラーとか黒カビ君あたりを毎日、風呂の床に噴霧してください。1日噴霧したからといって、翌日綺麗サッパリというわけにはいきませんよ。
1日おきか、2日おきに1週間ほど続けてみると徐々に黒カビが死んでいきます。
お風呂の床の黒カビはプラッチック繊維の奥の奥まで根を張っていますから、手ごわいのです。
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高圧洗浄機でも取れない黒カビ、サンドベーパーなら退治できる
残念ながら塩素系漂白剤では黒カビは完全には落ちない。
高圧洗浄機でも黒カビには歯が立ちません。模様みたいに広がるまで放置した自分の責任と腹をくくりましょう。
サンドペーパーの一番目の細かい#1000~#2000 超極細目(ちょうごくさいめ)か、その次の#400~#800 極細目(ごくさいめ)で塩素でも取り切れなかった汚い部分をこすります。
この作業は風呂の床と黒カビをサンドペーパーで一緒に削り落としているわけです。プラスチックの床を傷をつけて、傷ごとカビを取っているわけです。御世辞にも正しいお風呂掃除とは言えませんが、これ以外は強力な黒カビを除去する方法はありません。
この傷つける範囲を最小限にとどめる意味で、塩素系のカビ取りを丹念に噴霧したわけです。それでも取れないわけですから、荒療治やむなし。
黒カビのとどめを刺すには傷口に再び塩素系漂白剤を、そして乾燥
黒カビがきれいに取れたら、再び塩素系漂泊剤で憎き黒カビを死滅させてください。
床のプラスチックはやすりで傷がついています。プラスチック繊維の奥まで薬が届きやすい状況にあるわけです。
逆に言うと、ここで死滅させておかないとプラスチックの奥にカビが浸透してしまう可能性があるわけです。
ここで確実に黒カビを死滅・退治してしまってください。その上でプラスチックの奥の奥まで乾燥させてください。
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お風呂の床をコーティングックして修復完了
黒カビを塩素系漂白剤で落とし、サンドペーパーでこすり、さらに追加で塩素をかけたら、床をからからに乾燥させてください。風呂場の窓を全開にし、換気扇を効かせて、ドライヤーでからからに乾燥させます。
そして、ここで登場するのがエポキシ樹脂です。サンドペーパーで黒カビごと削り取った床の傷をコーティングで補修するのです。
エポキシ樹脂として使うのは、サーフボードの修理用にアマゾンあたりで購入してください。
チューブに入った粘性のある透明の液体で、光によって硬化します。
これをサンドペーパーで傷つけた部分に薄く延ばして放置して完了です。30分もあれば透明な状態で固まりますので、塗った部分からはげ落ちることはありません。
ソーラーレズエポキシリペアキット、という名称で販売しています。
検索する場合は、サーフボードの修理と入れると引っかかりますので簡単です。
黒カビの発生条件は?
黒カビはお風呂の排水溝を原点として広がっていきます。排水溝に溜まった油脂や髪やゴミが問題です。浴室内の温度が黒カビの発生条件にマッチしているため、不衛生な排水溝がカビの発生を促します。
定期的に消毒のつもりでキッチンハイターや防カビ剤を流すようにしてくだしあね。
お風呂の床に広がる黒カビは手強い。塩素系漂白剤を噴霧しても1日では落ちない。隔日で噴霧し1週間ほどしてようやく死滅しだす。完全い落ちきれない黒カビはサンドペーパーでこそぎ落とす。プラスチック繊維と黒カビを同時に削り落とすのです。傷ついた床に再び塩素をかけてから乾燥させる。最後にエポキシ樹脂を塗って完成となるのです。
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