性同一性障害者が性別適合手術に踏み切るわけ|これ以上自分を憎みたくない

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ジェンダーで自分を憎みたくない

 

男性の性同一性障害の方が性的に興奮したとき勃起するんです。心が女性ですから、性交渉の場面では相手は男性です。自分は女性で、入れられる側なのにペニスは勃起してしまう。

性同一性障害の方は、ここでまたやりきれない気持ちに押し戻される。

いくら心が女で、女性らしい仕草で生活したって、いざとなれば男性器が勃起してしまう。

男と女が一糸まとわぬ姿で愛し合って、恥じらいもすべてかなぐり捨ててメスになりきった自分の股ぐらで赤黒いペニスひくひくいっている。

このジェンダー問題って残酷以外の何物でもない。

 

冷静なときは気持ちの整理をつけたつもりでいても、やっぱりどうしてよいかわからなくなる。

私は普通じゃないんだと自分の肉体に憎悪を抱く。醜い奇形の身体障害者なんだ、と地獄に突き落とされるのです。

そして性別適合手術が脳裏をよぎるのです。

  

健全な肉体に狂気が宿る

 

性同一性障害って、どちらを治すのが正しい治療なのでしょう。

普通は性別適合手術で身体を男の女へ、もしくはその反対にします。

でも、体にしろ心にしろ先天性です。なのに何故肉体にメスを入れなければならない。

その答えは「治せるのはかろうじて体だから」なんです。つまり、心は治せないのです。男性を愛する心から、女性を愛する修正することはできないのです。

だから体をいじって心穏やかに静めるのです。

「性同一性障害は病気なのか?」と問へば、心と体が先天的に不一致な病気だと診断されるわけです。

「先生、それは健全な肉体に狂気が宿ったようなものなのですか?」と患者は精神科医に詰め寄った。

「そんな風に自分を責めてはいけないな。あなただって自ら望んで性同一性障害を選んだわけではないのだから」

患者は自分の肉体を醜く、汚いものだと憎悪するのです。もちろん、肉体がなんら病気に侵されているわけでもないのに。

  

オカマも人生を楽しむ世の中で性同一性障害者だけが

 

マツコデラックスさんを観ない日はないくらい超売れっ子です。話が面白いし、毒舌でありながらしっかりと気配りができている。


観ていて、嫌な気分にならない。

あの人は頭いいですよね。知識が豊富でどんな話題でも絡める。

マツコさんはオカマで、女装は趣味なのです。

女性になりたいという願望はないのです。

カテゴリーでいうと、槙原紀行、平井健、氷川きよし、風間トオル、、、、あたりの分類です。

男としての肉体と心をもち、でも性的関係は男性と結びたい。

同性愛者というわけです。

こういうひとは確かに、ノーマルとは違うけどカミングアウトさえしてしまえばすっきりするのです。(陰口でいろいろ言われるのは覚悟の上で)

でも、オカマも人生を楽しむ世の中なのに、性同一性障害者だけが苦しんでいるのです。

 

自分の体をまともに見ることもできないそうです。

 

 

 

 

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性同一性障害と同性愛者の混同

米国・ロサンゼルスみたいに同性カップルが認知されている土地があるでしょ。男どうし、女どうしが愛し合って全然普通の雰囲気の街。タイもそうだし。


生涯支え合って生きる覚悟ができたのなら、ここで腹を決めてカミングアウトすればいいんじゃない?
運命ととらえて、この機会にみんなに知ってもらったほうが生きていて楽だよ。

認めない人がいたら、それはそれで仕方ないでしょ。

同性愛者カップルへの助言としてなら、それなりに共感できますが、性同一性障害者にはまったくお門違いなアドバイスなのです。

オカマが普通に存在する世の中なのに性同一性障害者だけはもっともっとヘビーな苦痛に耐えているのです。

それも、ほんの子供のころからずっと一人ぼっちで悩み続けているのです。

 

 自分の身体が気持ち悪い

 性同一性障害の人はいつのタイミングで、自分の性が心と異なっていると気づくのか。

全国の小中学生を調査した結果では600人の性同一性障害の子供がいるとのです(問方でだいぶ数値は上下すると思いますが)。

それが成人男子となると、4万6千人で、どの時点で自分の性の異変に気付くかは個人差があるようです。

それでも、幼稚園児あたりから衣服の好みや、遊び道具や相手から、ぼんやりと男でいることに抵抗を感じるのでしょう。


思春期ともなると、何かをきっかけにもしや、と気づく。薄々自分でも想定していた驚きで、確信するといったほうが正解かもしれません。

「いや、そんなわけない」と頭を二三度振ってみたものの、その感覚は増々深まり、確信に変わるのです。

誰にも打ち明けられない日々がもんもんと続きます。

高校受験から大学入学。切ない秘密をかみしめながらの青春です。

もんもんとした感情が徐々に苦痛に変わっていくといいます。

 

以下抜粋です。

トイレ行くたびに辛くなる、極力行きたくない。お風呂に入るたびに体を見て泣きそうになる。
自分の身体が気持ち悪くて気持ち悪くて仕方がない。

なんで女なのにからだ
温泉や大浴場とかで他の男子と一緒に入るなんて考えられない。
修学旅行も怖くていけなさそうです。

現在髪の毛は耳が半分以上かぶさるぐらいありますが毎日言われることは「髪を切れ」。
もっと伸ばしたいのに、そういわれるたびにすごくつらくなる。

服装も女子用のを着たいけど、許されないのでしょうがなくユニセックス系のを着ています。
でも同級生の女子の私服や祭り時の浴衣を見るとすごく羨ましくてしょうがないです

これ、かなり深刻な精神状態です。下手したら自殺してしまうかもしれないくらい思いつめています。

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前向きに芸能界で活躍してはいるけど

 

はるな愛さんとか、KABAちゃんはかなり苦しんだと思いますよ。テレビでは明るく振舞っているけれど、相当の覚悟をしたはず。

それと性同一性障害の男性は男性器の切除と豊胸手術以外に、普段の身体のメンテナンスにも気を使わなければなりません。

生まれつきの女性よりも、美しくなければならないというオブリゲーションみたいなものがある。
逆に言うと、綺麗にしていないと客観的に女性に見えないわけですよ。

「せっかく男性器を切除して女性になったのだから、女性としての美を追求しなければならない」と自分でも思うのでしょう。


男性ホルモンが強い分、生まれつきの女性の何倍もの努力が毎日毎日求められる。
それでも、性転換手術の前とくらべれば、ストレスは激減です。

もしかしたら美の為の心身のメンテナンスを楽しんでいるかもしれませんね。

だって体と心の性が一致したわけですから。

 

カミングアウト/身体障害者で生まれて健常者になったんだ

 

五体満足に産んでもらった健康な体にメスを入れるなんて、親に顔向けできない。

こんな風に考えている方は、性同一性障害であることを自分の責任だと自分を責めています。

ここの認識を変えてあげないと、本人もそのご親族(両親、兄妹)も辛い。

 

テレビのドキュメント場組で性同一性障害の芸濃人についての放送がありました。
彼は田舎から上京し、思いきって性転換手術を受けたわけです。

メイクの勉強をして、体操でプロポーションを整え見事に女性へと変貌できたわけです。

ここで彼女の悩みは、田舎で暮らす両親への報告です。

田舎の両親は息子の悩みを一切知らずに東京に送り出して10年がすぎている。
芸能時としてテレビで活躍していることすら知らない。

まさか、自分の息子が性転換して女性になったとは思っても見ないわけです。

遅かれ早かれ、両親に黙っておくわけにはいきません。

単なる女装じゃないですから。

両親がどんなふうなリアクションを取るかが番組の見どころなのかもしれません。

案の定、両親は大げさに驚いたりはしません。

うすうす感づいていたのか、まさかお前が、と思ったか。

でも、父親も母親も最後には息子の幸せな顔を見ることに喜びを感じるわけです。

肉外と心の性が一致して心からホッとしたと語る息子に涙するわけです。

もちろん悲しみの涙でもないし、落胆のなみだでもない。

性同一性障害という重荷を抱え込んでいた息子に、今まで何の力にもなってあげられなかった自分への情けなさの涙です。

五体満足で生んで育ててきたつもりが、一番大切な心と体をチグハグに産んでしまった。それを責めているのかもしれません。

でも、この両親の涙も間違っているのです。ご両親にも罪などないのです。

男性と交わるたびに自分の勃起したペニスを目にしてひどく傷つく。割り切れない感情が爆発して性交どころではなくなるのです。

だったら、この痛みを取り除く為に手術を受ける価値はある、と判断するわけです。
身なりも女性らしく整えてカミングアウトへと一気に踏み切ってしまおう。たとえ周囲から100%理解が得られなくとも。

少ながらず興味本位で近づいてくる人がいるのも覚悟して。
視線が痛いという状態へと追い込まれるのも承知の上で。

それでも、なかなか煮え切らない。もうこれ以上考えても何もでてきはしない、とようやく割り切って、自分自身を汚いものだと責めない方へと舵を切る。

全てが上手く行くわけじゃあないけれど、性別適合手術を受けるのが一番だと判断するのです。
あたし明日から女になりまーす、なんて安易に手術を決めているわけではない

誰の責任でもなく性同一性障害という事態が起こりえると社会が理解しばければならないのです。

生まれつき障害をもって生まれる子供がいるように、体と心の性がチグハグで生まれてしまう事を一つの病理現象として起こりうると考える社会にしなければならない。

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