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座間殺人事件には共犯者がいる
犯人白石の取り調べが長引く理由は、共犯者の存在です。
警察は100%%白石の単独犯行とはみていません。
確実に共犯者がいると考えているのです。
たった二ヶ月の間に9人殺して、死体を解体。
死体遺棄だけじゃなくて、バラバラ死体です。
その中には骨太の男性も一人含まれている。
二人目の犠牲者は、一人目被害者の恋人の男性。
これ、一人で出来る仕事じゃないと警察は考えているわけです。
被害者の全員が、白石が住む座間のアパートで殺されたと考えるのにも無理があります。
バラバラ死体にしたあと、遺体の一部はゴミとして捨てたとしても、頭部を入れたたクーラーボックスが部屋のあっち、こっちにぼこぼこ置いてあって、異様な臭いが部屋に充満していたのですよ。
そんな部屋にのこのこ上り込む人いないでしょう。
いくら死にたいと思っていたって、白石の部屋に一歩でも入ったら、気が変わりますよ。
自分の最後はもっと小奇麗なところでなければならない、って絶対に思いますよね。
だから殺人の現場は、座間の白石のアパートとは別のところにもあると警察は考えているのです。
別の場所で殺して遺体をアパートに運んだとすれば、共犯者の手助けなしでは無理。
座間殺人事件、犯人・白石の勾留期限の延長
警察は座間殺人事件の犯人、白石隆浩を再逮捕で勾留し続けます。
精神鑑定で勾留5ヶ月延長で、これがラストチャンス。
5ケ月延長ということは、簡易版の精神鑑定ではないのです。
逮捕後の勾留期間は最長でも23日間。
それを、あえて9人の殺人をまとめずに、白石の勾留期限を再逮捕、再逮捕で延長。
本人は、9人殺したと自供しているのに、共犯者だけはゲロってくれない。
警察の焦りが見え隠れします。
白石の証言に曖昧な点がありのは共犯者の存在を隠しているからなのです。
裁判になれば死刑判決がくだされ、シャンシャン。
精神鑑定で責任能力なしにして、二審、三審でじっくり行くという手もなくはない。
警察の面子にかけても、白石だけをるして終わりにするわけにはいかない。
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共犯者と一緒に遺体をアパートに運び込んだ
成人男性の遺体を、白石ひとりでアパートに運び込むことなんてできない、までは推理です。
でも、司法解剖の結果から、白石以外の人間が殺人に関わっているところまで警察は突き止めている。
100%指紋も取れてます。
共犯者を突き止めてやると、余裕しゃくしゃくで警察は押収したパソコンを調べた。
携帯電話の履歴から絞り込こんでやると意気込んだん。
どちらも空振りだったわけです。
パソコンにも携帯電話にも、共犯者とのコミュニケーションの履歴がなかったわけです。
ここで警察はどう判断するか?
メールや携帯電話で連絡を取り合う必要のない相手とすれば、同じアパートの住民あたり?
同じアパートでないとしたら、直接やり取りできる距離に住んでいると思われますね。
父親??えっ父親!
父親は現在行方不明なんですよ。
すでに、海外に高飛びしたか、白石に殺されているか。
そのあたりを隠蔽しようとするゆえに、自供に一貫性が保てないわけですね。
これねえ、もうしばらく待っていると、共犯者が割れますからじっくり見ていましょう。
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座間殺人事件の動機は何?
白石の幼少期のエピソードを読む限り「優しく友達思いで、控えめな少年だった」という証言と、「弱者に対してい横柄な態度を取っていた」という証言とがうかがえます。
目立たぬ存在ではあったが、仲間がいないわけではなく、普通の生活をしていたように見えたものの、実際には強い二面性をもつ少年だったのです。
家族は、父、母、妹、本人のごくごく一般的な家族構成。
ただし、母と妹は白石が座間殺人事件を起こす数週間前に家を出ています。
殺人の動機と何か関係があるのか、家を出た原因が気になるところではあるのです。
白石は新宿で風俗店に女性をあっせんするような仕事をしていました。
その時に逮捕され、それ以降、職に付かづにゴロゴロしていた。
その時の 仕事先ので人間関係と逮捕が、白石のメンタルをますます歪めていったのは間違いなでしょう。
すでに二面性のある歪んだ人格にダメ押しがかかったと観るべきでしょう。
風俗店に女をあっせんするような仕事で、そこで働く女性らからも小馬鹿にされ、女性に対する強い敵意が生まれていた。
そんな時、自らの手で計画・実行した犯罪で人生初めての手ごたえを感じてしまった。
ふとした思い付きから自殺サイトを立ち上げた。
「もう、この世に未練のない、いっそのこと死んでしまいたい」と考えている人は連絡をください。
すると思った以上の反響があった。
メールのやり取りをしたのち、実際に接触してみようと試みた。
こんなにも簡単に事が運ぶとは思ってもみなかった。
だが、会ってみると、本当に死にたいと思い悩んでいる人などいなかった。
ただ、自己憐憫にかられたじめっとした女が同情欲しさに自殺サイトに反応していただけだった。
それでも別に構わない。
殺せるかどうかをここで確かめてみるだけだ。
殺人計画を実行に移すのも、拍子抜けするほど簡単だった。
計画が成功したのだ。
生れて始めた感じた充実感だった。
これが自分の実力だ。
白石の脳みそから大量の快楽物質が分泌された。
自己生成ドラッグが白石を殺人依存症へと導いた。
動機としては、積りに積もった女性への恨み。
ただ、白石がやらかしたのは連続殺人で、それも9人。
衝動性だけで続くものではない。
連続殺人は殺人依存症によって引き起こされたのです。
動機と連続殺人は別、殺しが快楽依存症へと導いた
風俗店に女をあっせんするくらいしか能のない人間、と罵倒されつづけていた。
やりたい男に女をあてがうくらいしかできない、クズ野郎と。
白石の幼少からの二面性が、屈辱を受け流した。
おとなしくしているからと言って、置かれた環境に満足しているわけではない。
もともと裏表のある二面性人間の白石は、強者の前では従順に振る舞い、弱者の前では横柄な態度でふんぞり返っているタイプなのだ。
だが白石の日々の生活は強者のまでで従順に振る舞うことに終始していた。
ふんぞり返る機械など皆無だったのだ。
おそらく、父親の前以外では。
幼少の頃からトレードマークのように一貫して弱い存在で、強面の同輩や先輩から顎で使われる存在だったのだ。
それが成人してからも続いいていた。
白石の二面性はストレスでパンパンに膨れ上がっていた。
めったにガス抜きができないがゆえ、いざ、そんな機会が訪れると異常なほど衝動的となり手が付けられない。
穏やかでいるイコール萎縮しているという精神状態は、弱いものを探し回って処刑することでかろうじて均衡を保っていた。
「できるものなら自分の力で女を魅了してみろよ」という挑発が白石に火をつけた、と考えるべきか。
とても、金銭目的だけで、あれだけ残酷な殺人は起こせまい。
もともとの動機と連続殺人とはリンクしていない。
一人目の殺害は、女性に対する憎悪が動機です。
散々、オレをバカにしてきた女への仕返し。
死にたいなどと、ほざいているバカ女を地獄に逆落としにしてやる、という強烈な恨み。
しかし、殺した瞬間に思いもよらぬ快楽を感じてしまった。
もしくはバラバラ死体の山に埋もれることに快感をかんじた。
良い事なんか何ひとつなかったショボい人生だったのに、女を殺めたその瞬間にドーパミンが噴射した。
脳内伝達物質の快楽ホルモンが最高の殺人とともに最高の気分が白石の脳を揺さぶった。
自殺願望の女性を殺した時の快感が白石の脳を蝕んだのです。
今まで一度たりとも感じたことのない快感の絶頂。
すぐに殺人依存症に陥った。
9人もの連続殺人に至ったのは、依存症化したと考えるのが妥当なのです。
一人目の殺人の動機と、連続殺人の動機は別なのです。
殺す以外に快楽が得られない腐った脳みそに変貌していったわけです。
殺す事で自分を馬鹿にした女性への憎悪を晴らし、その快楽が白石に取りついたのです。
ギャンブルでなければ脳が興奮しない、ギャンブル依存症。
ショッピングでなければ脳が喜ばない、買い物依存症。
それと同じで、若い女性を手に掛けなければ脳が興奮しない状態になっていたのです。
なぜ共犯者の存在を自白しない?
ひとつ腑に落ちないのが、共犯者に関する自白がないことです。
共犯者が存在するのに、なぜ、白石はそれを隠すのでしょうか?
警察に協力的な姿勢を見せて少しでも印象をよくしたほうが、と普通は考えられるのです。
しかし、白石にしてみれば9人も殺害していて、いまさら極刑を免れるつもりなどないのです。
そんなことよりも白石にとっては、もともとの動機を貫くほうがほっぽど大切なのです。
共犯者は単に手を貸しただけ、たいしたことはやっちゃいない。
あくまでも被害者をおびき出し、殺害したのはこの俺の実力なのだと。
それを、世間的にも知らしめたいのです。
胸クソ悪い女どもを始末したのは、この俺なのだと自分に言い聞かせるために、共犯者の存在を認めるわけにはいかなにです。
たとえ、世間から何と言われようとも、共犯者についてはゲロってやらねえ!と。
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