芸能人の裏の顔
ネットで検索すると、いとも簡単にカルト宗教に入信している芸能人の面々が見つかります。
さすがにオウム真理教はいないでしょうが、カルト最大派閥の創価学会あたりは凄いですね。
久本雅美さん、石原さとみさん、山本リンダさん、高橋ジョージさん、滝沢秀明さん、ほか一流芸能人の方々。
芸能人として仕事をしているわけですから、無理矢理、霊感商法で壺とか売りつけたりしているわけじゃない。信仰の自由は認められているのですから問題はないわけです。
でも先輩、後輩の縦の厳しさが徹底している芸能界だけに、裏の顔で場を仕切る奴がいる。
だって創価学会がバックアップしていたら芸能人だって心強いです。だから、宗教としての徳を積む為に、入信を勧めるらしいのです。
一皮むけば、芸能人と新興宗教の持ちつ持たれつの裏の顔がある。
そこで北島三郎さん(仏所護念会)とかが、「芸能活動と信仰の自由を一緒いにしたらダメだ」と牽制してくれることで、良からぬ方向に進展するいのが一時的に止まったたりするわけです。
北島さんがでてきたら今日はダメだ、また次のチャンスに、みたいに空気感です。
新生活スタート時が危険
4月は新生活のスタートです。
危険なカルト宗教・新興宗教の勧誘に騙されないよう、その手口には十二分に注意してくださいね。
新生活のスタートは、期待と心細さと不安が入り混じるのが人間というもの。
その心細さを巧みに突いてくるカルト宗教
不安を逆手にとって洗脳・誘導しようという魔の手に落ちないように、以下じっくり読んでください。
カルト宗教の勧誘の決まり文句は未来を有意義に
「少しお話を聞かせて頂いてよろしいですか?」
若くて小奇麗なスーツ姿の女性が近づいてきます。
「今年の春から大学生ですか?」
いかにも新入生らしい、地方から出てきたばかりの雰囲気を嗅ぎ付けて近づいてきたわけです。
新生活スタートの匂いがプンプンするのです。
近づいてきた女性の見た目はいかにも人のよさそうで、笑顔を見せながら話しかけてきます。
カルト教団の回し者の巧みな誘導の手口には充分注意しなければなりません。
カルト信者は、勧誘に成功することで徳を積み上げることができると洗脳されています。
勧誘することが修行でもあり、それが絶対的な心理であると信じて疑わないわけです。
その注意すべき言葉とは、「あなたの未来を有意義に」です。
自己実現とか願望実現をスピリチュアルの側面からバックアップするというわけです。
そして、その手段として、次の3つを持ち出してきます。
① 潜在意識を活用しましょう。 ② 前世の報いを今受けていると思いなさい。 ③ 宇宙の流れに身を任せるのです。
この3つは霊感商法で出てくる呪文のような言葉です。
これらをおりまぜれて、あなたの未来をより有意義にしましょう、と誘ってくるのです。
①、②、③のどれをとっても、普通の人間が簡単にコントロールできるものではありません。
(少し勉強をすれば潜在意識のあり方や、潜在意識がどのように表面に現れてくるかくらいはわかるようにはなりますが、、、。)
ワタシがここで何を言おうとしているか?
新興宗教が言っている「あなたの未来を有意義にする」はとても良い事です。
最初のつかみ、って奴です。
ここで、真っ向から反対の意見をだせれたら勧誘は前に進みませんから、つかみは超正論で来るわけです。
次に、未来を有意義にするためには、こんな方法があるのですよ、といって①、②、③を持ち出してくるのです。
普通では、とてもできないようなスピリチュアルを目の前にかざして、あたかもそれらを身に着けることが大切であるかのようににじり寄ってくるのがカルト教団の常套手段です。
修行にょってそれらを身に着けたなら、輝かしい未来がアナタをまっている、とばかりに気分を煽るのです。
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潜在意識にインプットさえしてしまえば
潜在意識をうまく使って成功を勝ち取る。
一時、「マーフィーの法則」というものが流行りましたね。
深く念じて、自分が成功している姿を潜在意識にインプットすると、体が勝手に成功する方へと動きだすというものです。
カルト教団は未来を有意義にするために、と潜在意識の使い方を説くわけです。
確かに、潜在意識がイヤイヤをしている状態では、いざという時に身体が反応しません。
野球でデッドボールを受けた後では、インコースのボールが打てなくなります。
デッドボールなど怖くないと自分に思い込ませても、脳のどこかでボールを怖がる自分がいるのです。
それとは逆に、前の試合でホームランを打つことができたピッチャーからは、また打てそうな気がするわけです。
潜在意識がノリニリになっているわけです。
こんな説明から導きだされるのは、ホームランを打った自分を潜在意識に刷り込んでしまえば、また打てるという自信が湧いてきて、積極的にバッターボックスにむかえるというものですね。
でも、人生、すべてが上記の野球の例のように単純じゃないのです。
むしろ、もっと複雑なのが普通です。
分かりやすい例を出して(現実には枝葉が分かれ複雑に絡み合った事情があるにもかかわらず、細かい事をすべて端折って)、説得に使うのが新興宗教の勧誘の手口です。
感情をコントロールされないように、これ、注意点ですよ。
4月という新生活のスタート時点だと、心理的に騙されやすいのです。
新しいことに挑戦したい、という前向きな精神状態で、いささかハイテンションですから。
だからこそ、甘い誘いにはよくよく考えて応対してください。
大金持ちになった自分を想像しても、それが現実になどなるわけがないじゃないですか。
マーフィーの法則では、大金持ちになった自分を潜在意識にインプットすると、からだがどんどんお金が儲かる方へと動きだすというのです。
でも絶対ないですよ、そんなことは。
飛躍しすぎなんです。
潜在意識の使い方はもっと地味に取り組むべきもので、簡単に使いこなすことなどできませんから。
「この宗教に入って修行すれば、自分の潜在意識を書き換える事が出来る」と思い込ませようとしているだけですから。
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話に前世がでてきたら、相手は詐欺
たとえば、潜在意識に成功の姿をインプットするというやり方を高い授業料を支払って学んだとするじゃないですか。
未来を有意義にするために、と教わった通りに一生懸命、自分に言って聞かせるわけです。
脳がアルファー波を発するまで心を穏やかに沈めます。
これだけでも、かなりの練習が必要なはずです。
アルファー波とは人間が最もリラックスしたときに脳から発せられる波長で、このときに潜在意識が門戸を開くと言われています。
だから、アルファー波のタイミングで自分が成功しているイメージを抱く事で潜在意識がそれを受け止めてくれるという理屈です。
何度やってもうまくいかない人だって出てきます。
アルファ―波を出すとこまでたどり着かない人だっているわけですよ。
すると、ここで登場するのが前世です。
「あなたが一生懸命やっているにも関わらず、結果が伴ってこないのは、今あなたは前世の報いを受けているからなのです」と。
この前世が出てきたら、相手は100%詐欺師です。
マルチ商法狙いのカルト信者です。
だって、前世の責任までひっくるめたら、なんでもありじゃないですか。
前世があるか、ないかは知りません。
地球上の人、誰一人として前世をわかっている人なんていないのです。
前世があるか、ないかは本人が決めればいい事。
だからその議論にのめり込んではダメ。
前世を持ち出して来たら、そいつは詐欺師です。
「潜在意識にも、前世にも、大金持ちにも興味はない」とはっきり言ってしまうのです。
宇宙の流れに身を任せる
「宇宙の流れ」ってのもまやかしです。
どこに、何が流れているんだ、って事ですよ。
宇宙の流れを証明した人など、いまだかつて存在しません。
少し考えれば分かる事なのです。
でも4月の新生活のスタートというタイミングが、心に隙を作らせてしまう。
二回までは偶然だが、三回になればなにか原因があるのではないか、と人は考えます。
確かに、3回には必然的な裏付けがうっすらと見えてきます。
これが10回になれば必然論は、まず間違いない。
100回になると必然論プラス、統計学になります。
だから、統計に基づいて動くのは意味はあるのです。
でも、宇宙の流れを統計学で立証した人っていないでしょ。
時たま起こる運気みたいなもの、程度に考えるべきなんですよ。
宇宙に流れなんてない。
唯一の流れは、時間が刻々と過ぎていくことだけ。
宇宙の流れに身を任せると生きるのが楽になる、とか言いそうですが、それは時代の流れや、考え方の流行り廃りにうまく乗って生きていきましょうというだけの話なんです。
4月の新生活のスタートで、くだらない新興宗教に騙されたらダメですよ。
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