めげない奴:神を信じないくせに、神頼み

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めげない奴

 

めげない奴には二通りの人間がいます。

 

苦しいけれど心折れずに頑張る人。

 

もひとつは、苦しいと感じないタイプです。

 

後者は苦しい場面を自分のモチベーションにつなげます。

これは神が自分に課した試練で、

あえてこの逆境で試しているのだ。

この後におとずれる幸福に値する人間であるかどうかを推し量っているのだ」と。

 

 

この男は、なにを隠そうワタシ

の学生の頃からの友人なのです。

 

 

宗教心の強い男なのかといえば、

まったく神の存在など気にもかけない生活を送っています。    

 

 

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自分をのせるテクニック  

 

彼は都合の良い場面でよく神を

頭に思い浮かべます。

 

 

自分をたしなめる手段として、

神を引っ張りだしてくるのです。

 

 

彼に問いただしたことがあります。

 

「ずいぶん自分勝手に神様を使っていてけど、

バチがあたったことはないのか?」と。

 

 

すると彼はぬけぬけと言い放ったのです。

「どうせ神様なんかどこにもいやしないんだよ。

バチをあてるならあててみやがれだよ!」と。

 

 

神様が俺に与えた試練と言っていたくせに、

神なんていやしない、と言ってのける。

 

そして、なにがあってもめげない男。

 

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二重構造

 

彼はいったいどういう神経をしているのだ、

と思ったところでダメ押しの一言。

 

「神とかさ、宗教とか、

そういうのは究極のマインドコントロールで

しかないんだよ」

 

 

「えっ?」

 

「だから神様は、自分なりの解釈で使えばいいんだ。

そもそも、そういう使われ方が正しいのだから」

 

「そういう神様って、

おまえにとってはイエスキリストのイメージ?

それともお釈迦様のイメージ?」

 

 

「どちらかといえば、イエスキリストに近いかな。

ホームレスみたいな感じだな」

 

宗教という側面から彼の言い分を聞くと、

不謹慎この上ないのです。

 

神は存在しない、と主張するだけよりも、もっと性質が悪い。

 

居ようが、居まいが、どっちだっていい。

 

 

そんな事、はじめから興味はないというわけです。

 

だから、その都度、好きなように使えばいいと思っている。  

 

神をなんだと思っている!  

 

彼にとっての神とはパソコン

、自転車、電子レンジ、携帯電話、

マッサージチェア、、、と同じ存在。

 

 

ただ、そこにあるから使うというお手軽な存在だ。

 

ただ、一味違うのは、悪いことには使えないと彼は言う。

 

 

神を使う際の唯一の注意点だ。

 

 

あれだけ勉強を頑張ったのだから、

神様だって味方についてくれるさ、

と安心感を神様に求めるように使うのは正解。

 

 

 

でも、銀行強盗をたくらむ奴が、

「神様何としてでも成功させてください」

とは願うのはNG。

 

 

悪事に神様を使うのはダメなのです。

 

 

善悪の判断がしっかりつけば

宗教心なんか持ち合わせていなくてもいい。

 

 

たとえ神を信じてなどいなくとも

問題などない、とめげない男は語るのです。

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