狂気とは|百人百様のようで、実は六通りの狂い方しか存在しない

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六通りの狂気とは
  

「人には六通りの狂い方しかない」と言います。

どんな狂気でも、気違い沙汰でも、 もとをさかのぼると6つ狂気のいずれかに根ざしている、と。

正気を失った末の残虐殺人や、死体の解体や、押し入れや縁の下への死体遺棄も、6つ狂気のいずれかなのです。

それら死体が身内だったり、長年連れ添った伴侶だったりすると心の闇は一層深く思えます。

狂気の顔面の眼球は、現実社会をどう見ていたのか、背筋がぞっと凍りつく思いがするのです。

書き出しから、謹慎なタイトル、大変失礼しました。

6つの狂気とは;

統合失調症
うつ病(躁病、躁うつ病)
神経症
人格障害
依存症
気質性精神病(認知症など)

厳密には、上記が混ざり合っている場合も少なくありません。


 だすると、組み合わせの可能性は相当数にのぼりますが、、、。

本来、精神疾患というものは曖昧で、 原因と結果が一直線で結ばれるものでもないのです。

 

 

しかし上記の6つのカテゴリーを頭に入れたうえで、 下世話な殺人ドラマや、世間を日々賑わす事件に重ね合わせてみると、人の心の複雑な歪みと狂気が見えきて、なるほどという気持ちになるのです。
(殺人を肯定しているわけではないですが)。
 
   
具体的な事件を取り上げてみました。

 

狂気その1、東名高速での追跡殺人

 東名高速道路のパーキングエリアで 駐車マナーが悪いと注意を受けた男。

その後、 執拗に注意をした男性のワンボックスカーを追い掛け回し、 中央分離帯脇に駐車させて二人の命を落とさせた事件です。

  あの犯人は狂気なのか?
   
パーキングで駐車マナーの悪さを注意されただけで衝動的にカッとなり、 高速道を追い掛け回したす。

内心「この俺に文句を言うなんて、なんて生意気な奴なんだ」 という思い上がりの性格。
    
ガンを飛ばしやがってという過剰な反応。
   
それと、危険を顧みない暴走行為。
   
やっている事は確かにクレイジーですね。

 年甲斐もなくイキガッテいる感じがビンビン伝わってきます。

極端な自己中心的性格に、 ストーカー気質が上乗せされた感じ。
   
強いて言えば、人格障害ですが、狂気というところまで突き抜けてはいない。

強い者の前では、シュンとおとなしくなる典型的な内弁慶タイプ。
   
警察に逮捕されてしまえば、あとはおとなしく罪を認めるでしょうが、性格的には一生変わらないでしょう。

狂気その2、幼女殺害の渋谷
 

これと比較して、フィリピン人の幼女(リンちゃん)を 殺害して逮捕された渋谷をどう見るか。
    
自己中心的をはるかに突き抜けた自己愛性人格障害で狂気に間違いありません。

 前述の東名高速道路との違いは、逮捕された後の言動です。

警察の取調べで、 一貫して黙秘を貫きました。

 余罪での再逮捕となれば、 死刑になりかねないと考えたのでしょう。

 根性だけは座っていますが、生まれつきの狂気です。 

男としてのエロい部分(男はみんなスケベですが)に、 すべてを自分の意のまま動かさなければ気が済まないタイプ。

 思い通りにならないと、自分でも切れてしまうのがわかっているのでしょう。

だから、思いのままに操作できる幼女を選んでいる。
 
さらにPTAの会長あたりに座っていたことも、自己愛性人格障害の一端です。

周囲の人たちにも、一目置かれたい。

偉い立場の人だと認められない的な俗物感がプンプンします。

ただし、無造作な死体遺棄を考えると、雑な神経で、暴力団の下っ端みたいな存在でしょう。

 

他人を傷つける狂気とは?

 冒頭で挙げた6つの狂気のうち、 他人を傷つけるのはどのタイプれでしぉうか。

 消去法で、犯罪性の低いものを外してみます。

 うつ病と気質性精神病(認知症)あたりは 他殺に走るようなことはなさそうですね。

 依存症はどうでしょうか?

アルコール依存症ギャンブル依存症、買い物依存症、セックス依存症,,etc。

 依存症の原因が脳内でのドーパミンの分泌不全です。

 特定の刺激(酒、博打、ショッピング、セックス,,etc)でなければ快楽が得られないという狂気です。
 
虐待依存症がエスカレートして殺人依存症に達する狂気はおおいに考えられます。

 実際に自分が人を殺してしまうかもしれない、 と精神科に駆け込む人も少なくないのです。

神経症は(強迫神経症、不安神経症、潔癖神経症、、、)などは、 本人にとって辛い症状です。

 環境がメンタルに与え、神経症に至ることは多々あります。

生まれつきの狂気とは別に、外因性の狂気の入り口としてとらえることができるのです。

貧困に苦しむ毎日や、受験勉強漬けの毎日などが神経に揺さぶりをかけてくるのです。

神経症から依存症へと変貌

 神奈川県座間市で起こった殺人事件。

9人の遺体が男のアパートから発見され、世間をぞっとさせた狂気の事件です。  

犯人、白石がどのようにして狂気に至ったのかを推測してみます。

一家4人の家族から、母親と妹が家を出た。

後、父親と白石の二人生活が始まりほどなくして座間市のアパートでの一人暮らしが始まった。

このあたりに、家庭環境の問題や、家族間の問題の臭いがします。

新宿の風俗店の呼び込みの仕事をしていたところからも、普通の人生から一歩足を踏み外した感が漂うのです。

本人にとってはみじめな人生だったのでしょう。

そのやり場のない怒りと、将来への落胆は白石をいらだたせてゆきます。

誰のせいだと特定できない事が神経症へと引きづり込んでゆくのです。

ここで、ロジカルに自分の置かれた立場を省れる者は狂気をシャットアウトできる。

白石は、誰かを傷つけることで自分のみじめな人生の埋め合わせをするのだという狂気的思考に走ったわけです。

俺には人を殺すだけの権利があるのだと。

自殺サイトが、渡りに船となってしまった。

8月末から10月末の2ヶ月間で9人もの殺人を犯し、 胴体から首を切断しています。

 SNSの自殺サイトを通じて知り合い 、自殺の手助けをすると近寄ってきたのです。

苦悩する被害者に寄り添うような雰囲気で接触していき、 どうせ死ぬ気なら俺がこの手でと命を奪ってやる。

ひとり殺した時、「この俺には他人の生死を左右するだけの力がある」と快楽を得たのでしょう。

脳でドーパミンが大量分泌され、神経症から依存症へと狂気が変貌を遂げています。

殺人依存症にのめり込んだのです。

殺す事以外には快楽がえられない依存状態です。
 
 
このあと、死刑を逃れる策として、統合失調症あたりを演じる可能性はあります。 

 天からの声が聞こえてきたと供述するかもしれません。

「 命は何よりもかけがえの無いもの。 その命を粗末にするような奴はオマエ自らの手で命を絶ち、 その生首を証拠の品として保管しておけ」と天からのお告げがあったと。
 

 酒鬼薔薇聖斗と佐世保の女子高生(もなみ)と宮崎勤

 酒鬼薔薇聖斗は生き物を殺すことに微塵の躊躇もない正真正銘の人格障害です。
  
子供の頃から、犬や猫を殺して内から湧き出る欲求を抑制してきていた。
    
淳くんにバカにされ瞬間、 淳くんを殺害することを即決した。

 命を奪うことなど、なんのためらいも感じはしない。

 むしろ、殺されたのは自業自得だという思考。
   
首の切断と、校門でのさらし首をが、 酒鬼薔薇の歪んだ自己顕示欲と「ざまあみろ」という感情が現わしている。

 少年法のもと、メンタル系の施設で育て直しを受けて釈放されてしまいました。
  
もちろん、更正などできるわけなく未だに危険な 人格障害者(自己愛性と反社会性のミックス)としてブラックリストで監視された狂気なのです。
   

 

佐世保の女子高生が同級生を自分が住むマンションに呼んで殺害し、 首を切断した事件。
   
理由は殺して首を切断してみたかったと証言している。

 強いられて起こした殺害ではなく、自分の意志で、いとも簡単に人を殺している。

何か恨みがましい思いに駆り立てられての殺人ではないのです。

どうしても、人を殺してみたかった、人の首を切断してみたかった、こういう動機です。

パリの人食い犯の、佐川一政が秘めていた、「人の肉を食べてみたい」というのと似た動機です。

興味を持つた事象が、犯罪。

でも、それを抑制できない、という狂気です。

 

 

 

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