金正恩はジレンマからICBMを選んだわけ:市場原理で八つ裂きにされる

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金正恩の真の目的

 

金正恩はただ、世界からVIP待遇されたいだけ。

 

大それた野望なんてないんです。

 

アメリカ大統領、EU各国の首相、中国国家主席、

 

日本の総理大臣らと肩をならべたいんでしょうね。

 

戦争がもたらす悲惨さや、核の本当の怖さなど理解してない。

 

クレイジーというより、世間知らずの33歳の若造です。

 

 アジア地域にかぎっていえば、日本と中国だけが突出していて、

 

あとは弱小国じゃないですか。

 

韓国だっていまや、ダメダメ国ですしね。

 

 金正恩は、北朝鮮をアジアの大国と認めさせたいんです。

 

でもしょせん北朝鮮にはアジアを引っ張る力なんてないって自覚している。

 

日本と中国が2大アジアン大国でいられるのは、経済力のおかげで、

 

文化遺産の数とか、幸せ指数とか、自給自足率とかがどれだけ高くても、

 

欧米が一目置く存在になどなれっこない。

 

 

 

日本は第二次世界大戦後の高度経済成長で一気に上昇しました。

 

それから数十年遅れて、中国は改革解放政策で市場経済原理をとりいれ躍進しました。

 

やっぱり世界の資金を動かす力がないと世界各国は注目などしませんね。

 

 

金正恩もそれは100も承知です。

 

でも経済力なんてそう簡単に付くわけないですよね。

 

日本は資源がないから、職人気質の技術力で勝負に出たわけです。

 

逆に言えば、それしかなかった。

 

Made in Japanは品質いいよ!って世界中が認めるまで頑張ったわけです。

 

中国のやりかたは全然別。

 

「安かろう、悪かろう」で荒稼ぎしたんです。

 

その一方で、国民人口で中国市場の潜在購買力を

 

アピールして外資の誘致に成功した。

 

北朝鮮が日中いずれの方法を選ぶとしたら、日本方式しかない。

 

日本みたいな高度経済成長なら可能性はゼロじゃないけど、

 

中国作戦は100%不可能ですね。

 

 

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考えたうえでの決断

 

金正恩もアホじゃないだろうから考えはしたでしょう。

 

日本みたいな高度経済成長が北朝鮮で実現できるかどうか。

 

そこでもっとも大切なのは、経済の市場原理(競争)と、

 

それも盛り上げる国民のモチベーションです。

 

売れる製品を製造し、競争相手の企業に勝ち、

 

金を儲けてリッチになるとう動機付けです。

 

この市場原理は北朝鮮の国民にはいっさい根付いていませんから、

 

一から教え込まなければならない。

 

金正恩は悩んだでしょう。

 

今まで奴隷のように働かせて、そこから搾取した金で贅沢三昧の生活をおくってきたわけですから。

 

でも市場原理を理解させてモチベーションのアップを狙うなら、

 

「儲かった分だけ、お前ら国民がリッチになれるんだよ。

 

北朝鮮国民にもセレブが誕生するんだよ」って説明しなけりゃならない。

 

脅し一辺倒の悪政とは真逆のロジックを実行しなければ、

 

絶対に高度経済成長なんて実現できるわけない。

 

搾取をいっさいやめて、平等感のある税金政策を取り入れる約束をしなければならない。

 

酒池肉林なんてもう許されないです。

 

何よりもしんどいのは、国のリーダーを国民が選ぶことを告げる事でしょう。

 

独裁政治・恐怖政治から、国民の意思が反映される政治に方向転換し、

 

経済力でのし上がることを約束しなければならない。

 

そうやって経済力で日本・中国と肩を並べて始めて世界は北朝鮮のを金正恩をVIPと認める。

 

 

完全なるジレンマ

 

金正日(父)から最高指導者を引き通ついだ直後に、

 

これを実行していたらもしかしたら何とかなったかもしれない。

 

でも、恐怖政治一辺倒で突っ走ってきましたから、

 

今更、国民の意思でリーダーを決めるなど怖くて口に出せないですよ。

 

公開処刑で側近にライフル弾30発くらいぶち込んだりしているでしょ。

 

今更、ボクは国民の味方ですよ!つて満面の笑みを浮かべたところで、

 

独裁の強制力を手放した瞬間に八つ裂きにされちゃう。

 

 

いまのキミは輝いているよ

 

北朝鮮には経済力を支える優良企業など一つとしてない。

 

そんなものを育成するくらいなら、核開発・ロケット開発に金を回せ、

 

という考えできていますから。

 

そのロケットは日本列島上空を横断し太平洋にまで飛んでいくようになった。

 

でも、金正恩にとっては、まだ足りないんです。

アメリカ本土まで飛行距離を伸ばしてはじめてトランプと肩をならべて話ができると考えている。

 

2017年末にはICBMがアメリカ合衆国のいかなる都市でも射程圏内に入ると北から亡命した科学者は証言しています。

 

 

それが達成できるまでは、なんとしてでも資金を融通し開発を継続しなければならない。

 

アメリカから空爆される前にICBMを完成させなければならないと考えている。

 

 

グアム島にロケットなど飛ばしたら最後、

 

トランプ大統領からの猛反撃がくるとわかっているんです。

 

金正恩には、かつての米ソ冷戦で二国のリーダーが、

 

がっぷり四つに組んだ英雄のように映っているのでしょう。

 

その勇士に自分をダブらせているのでしよう。

 

世界が注目する超大物の二人。

 

いま、まさにそのポジションに近づきつつあると勘違いしている。

 

世間が騒ぐほどに、注目を浴びている自分に酔いしれていく。

 

 

 

誰が見ても、北朝鮮と米国では何をとっても勝負になどならない。

 

軍事力の差だって歴然としている。

 

アメリカが攻撃を仕掛けないのは、勝負の結果を気にしているからではないくて、

 

被害者を出す事を危惧しているからなんです。

 

一般市民に被害が及んではいけないと考えているわけですよ。

 

金正恩もそれを知っていて、ハッタリをかましながら米国を射程に収めるICBMの完成を待っている。

 

 

アメリカとタイマン張ってるような演技で時間を稼いでいるんです。

 

まあ、核とロケットだけで世界のVIPになれるわけはないんだけど、

 

彼にとってはそれが精一杯なんです。

 

 

ICMBが完成し、トランプ大統領と核保有国として肩を並べたあと、

 

何を次の目標とするのか?

 

サミットへの参加とか、国連の常任理事国入りとか?

 

たぶん何もアイディアはないでしょう。

 

とりあえず「核の保有」・「ICBMの完成」で世界に聞く耳を持たせる、

 

ってところでしょうか。

 

刈りアゲ君、今のキミは本当に輝いているよ!

 

 

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