産後うつ病で幼児虐待:ネグレクト、我が子への愛情ももはや無い

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幼児虐待のマスコミニュース

マスコミが不定期に取り上げる幼児虐待のニュース。
事件ニュースだったり、囲み記事で専門家の意見だったり。
虐待防止法の解説や、精神的虐待、心理的虐待、等々。
でも、どれを読んでも犯罪撲滅に向けて一歩踏み出しているように思えない。 なぜ?

いつも、落としどころが決まっているんですよね。 行政がしっかりしなきゃいけない!と。

子供の虐待にも理由がありますが、だいたいこれで網羅できちゃうんです。

同棲していた男性に嫌われないたくないと、わが子を真冬のベランダに放り出して死なせた。
聞き分けなく騒ぐ子供の手足をガムテープで拘束し、何度も殴りつけて押入れに放置した。
可愛いはずのわが子がイライラの原因だと感じ、気が付くと強いうつ状態に陥っていた。子供を殺して自分も自殺。

 

誰でも良いから人を殺したかった、なんていう理由で子供の命を奪うなんてまずない。
子供殺しでは、手ごたえがない。殺した気がしないですよ。

いろいろと推測してみると、案外、児童虐待の原因・動機はシンプルなんです。

根深い怨恨とか、恋愛崩れのストーカー殺人とか、金銭目的など、成人が引き起こす事件の多くは幼児虐待にはあてはまり得ないのです。

 だから、幼児虐待・児童虐待は犯罪動機を絞り込んで対策を打ち、未然に防ぐことが可能なんです。

 

①幼少時に虐待を受けた者が成人して子供を持ったとき、虐待に走るという連鎖的な犯罪は統計的にも立証せれていて、要注意です。
②それと、もうひとつ統計的にわかっているのが産後うつ病による犯罪。10人に一人程度が陥る病気です。

 この二つを重点的に潰すだけでも、虐待の犠牲者は減少するのです。

 

以下、産後うつ病について書かせていただきますね。

 

産後うつ病を自覚できている人と、できていない人がいます。 自覚できていない人が犯罪に手を染めてしまうわけです。

この不幸な事実をマスコミは、こんなふうに取り上げ、解決の糸口をぼやかせてしまっている。

①核家族化がすすんで、産後の母親ひとりに育児を任せるから、犯罪を食い止めることができない。
②昔の大家族なら、産後の母親以外にも子供の面倒を交代で見る環境にあった。
③せっかく行政が相談窓口を設けているのに、窓口対応が悪い。窓口職員が産後うつ病に気づかない。
④話を聞いてほしい母親にたいして、指導的態度で窓口職員が接する為、気持ちが余計に落ち込む。

発症の可能性を認めながら、産婦人科に産後うつ病をケアする制度が整っていないと言っているんです。病院でありながら、産婦人科には産後うつ病をケアしないことをみとめてしまっているんです。

 

母親の異変

いくら自分のお腹を痛めて生んだ子供でも、昼夜途切れなく連日グズられれば、人としての脳機能に障害がでてくるんです。

少しずつ集中力と判断力が切れてきて、本来楽しいと感じるものが心に響かなくなる。なぜ、泣き止まないのだろうと、我が子のグズグズを自分の責任と思い込み、自分を責め始めるわけです。

過労がもとで発症するうつ病と同じ症状が母親に揺さぶりをかけてくるんです。子供に対してあふれるほどの愛情をもちながら、それが分からなくなってしまうんです。

自分の命よりも大切なわが子の命の重さを感じられなくなってしまうんです。 脳内伝達物質の流れが、機能不全を起こしてくる。

産後うつ病なんて、産婦人科の仕事じゃない、という医師。 そりゃ、あんた視野が狭すぎるよ!

仮に実家の母とか義理の母が、産後うつ病を危心配して子供の面倒をみてくれたり、行政の窓口が母親の産後うつ病に気付いたとしたって、産後うつ病を治療できるのは精神科が施す治療じゃないですか。

少しの間子供と離れて自分の時間を持っただけで回復する人もいるじゃないかと反論する意見があるかもしれません。でも、それはそれでいいんです

出産と、その直後の産後うつ病が幼児虐待の原因としてクローズアップされているのだから、出産ケアの一貫に加えるべいなんです。

安全性の高い薬を産婦人科が処方すれば、それで大半は解決するわけです。抗うつ剤など使ったら、授乳できなくなる、と危惧する声はわかりますよ。 でも、うつ病を発症しかかっているんだから、そっちが優先でしょう。 子供は粉ミルクだってしっかり育ちます。
最低でもうつ病の診断くらいは産後のケアの一環として取り入れていなければ。

なんで、マスコミは核家族化問題をひっぱりだしてきて、行政窓口の対応を立て直すことが解決策だなどと、問題を棚上げするような意見しか言わないのか理解できない。
産後うつ病は、産婦人科の守備範囲だときっぱり断言しないから問題が大きくなる。
しっかりと現実をとらえろ、マスコミ!

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