小論文・感想文ネタに使える人間心理:依存型の甘え・マインドコントロール・不機嫌

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依存型の甘え

土居健郎著『甘えの構造』は、読書感想文や小論文を書くネタとして有効です。日本人の甘えは独特で、他者と自分の境界線を曖昧にしているところに根源があると説いています。他人に依存し、やるべき事や解決すべき問題を共有することで身軽になろうとする甘えの心理です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと悪いんだけれど、頼まれてくれる?」と前置きして、頼みごとをする。
相手が快く引き受けてくれた場合はいいですが、もし断れた場合に、とたんに不機嫌になる人は、まさに他者依存型の甘え人間なのです。

まるで断った相手が悪いかのごとく悪口を言い始めるのは、甘えの証拠なのです。

責任の所在が自分にありながら、相手の都合もお構い無しに巻き込もうとしている。相手の自分の境界線が曖昧である為に起こる心理現象なのです。

この心理心理を見抜くことは、小説の読書感想文や、人の言動をテーマにした小論文を書く際に非常に重要なことなのです。是非覚えておいてください。

 

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マインドコントロール

故意に行うマインドコントロールと、それを必死に受け入れようとする人の心理を理解すると、人間心理をテーマとした読書感想文や小論文に使えるネタとなります。以下、是非活用してください。

前述の他者依存が無意識な甘えであったのに対し、他者の心の支配は故意に行われるマインドコントロールです。

マインドコントロールは相手(他人の場合もあるし、自分の子供であることもある)の潜在意識に自分の都合の良い考えを刷りこみ、遠隔的に操作できるところまで相手の心を支配します。

 

 

 

 

 

 

マインドコントロールが完成された場合、あたかも自発的に相手に服従しているかのような行動をとることになります。

オウム真理教はまさにこの典型で、心の弱みに付け込んで服従させ、ひとたび信じてしまったら、そこから解放されるのは難しい。

なぜ、そんない簡単に人の心を支配できるのでしょうか?

実は、マインドコントロールを仕掛けてくる人たちは支配できるタイミグを虎視眈々と見計らっているのです。携帯電話の勧誘のように、メリット(価格や性能)を説明して、納得してもらって契約するなどという手段では決して人の心を支配することなどできないのです。

一言で表現すれば、相手の弱った心に付け込むという手法です。

問題を抱えながら八方ふさがりの状態にある人。
大切な人を失って悲しみに打ちひしがれている人。
仕事などでミスをして、窮地に追い込まれている人。

このような人たちがターゲットとして狙われるわけです。

心を支配する方法は、新たな価値観を目の前にぶら下げるという方法。
つまり、抱えている問題(悲しも心の問題ととらえてください)をゼロクリアーし、新たな目標を提示するのです。

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解決できない問題に押し潰されそうになっている人に、「そんな問題に関わりなっていないで、もっと価値のある生き方に目標を再設定すべきだ」と、説いて聞かせるのです。今、抱えている問題など解決しても何の意味もない。そんな無意味な問題からとっとと手を放して、こちらの生き方で成功を勝ち取るほうが何十倍も意義あるのだと説くのです。

解決できない問題に関わっている人ほど、新たな道に心を揺さぶられる。新な道に多少なりとも価値がありそうだと感じれば(価値があると思い込もうとする人さえいます)、自ら進んでのめり込もうとするんです。なぜなら、解決できない問題から逃げられ方法がみつかったと潜在意識が解釈し動き出すからです。

そして新たな道に踏み込んだら最後、そこでの教えを必死になって受け入れようとする。

 

無意識に行われているマインドコントロール

日本人型の依存による甘えを指摘した場合、多くの人はキョトンとするでしょう。これも、読書感想文ネタとしては有効です。以下をしっかりと理解してくださいね。

無意識にマインドコントロールを仕掛けている人には、甘えの自覚がないのです。そして、故意に行われるマインドコントロールとは別に、無意識に行われているマインドコントロールとは何かを最後に解説させて頂きます。

病弱な母親、アルコール中毒の父親、不機嫌な担任教師。これらは、子供の心を無意識に操作します。

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わざと体調不良を装って子供を自分に引き付けようとする母親がいます。ただ半分以上は悪気はなく、ただ我が子が自分の体調を気遣ってくれているのを味わいたいというだけの理由でしょう。

仕事人間で家庭をかえりみない夫や、イライラの種の姑などから一時的にでも解放され、自分の健康を心配してくれる我が子を目の当たりにしたい、という心理です。

アルコール中毒の父親を持つ娘が、アルコール依存の男と結婚してしまうという現実。
それは、父親アル中という我が家の雰囲気から抜け出しきれないために起こる現象です。辛いけれど、どこかホットする我が家のアル中文化ですね。

不機嫌な担任教師が無意識に発揮しているのは、いつ爆発するかわからないぞという脅しで子供を押えこんでいるとう事態です。

授業中におしゃべりでもしようものなら、眉間にしわを寄せて低い声でぼぞぼそと注意を与える教師。昨今の体罰問題で決して子供に暴力は振るわないけれど、それにとってかわる武器が不機嫌さの表現。この手は故意に使われている場合もあるもの、無意識に身に着けている教師が大多数なのです。

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