ボケしらず:笑いが免疫力を高め、現実とイメージのギャップが脳が覚醒

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「こりゃ、一本取られたな、ワッハッハッハッハッ」
  口論で負けたにもかかわらず、相手の上手さを気持ちよく褒めたたえ老紳士。ボケ知らずで、懐の深さを感じさせます。完敗でも、近差の負けでも、こんふうに笑って済ませたいですね。

 

古女房がカルチャーセンターで編み物を習ってきました。亭主の誕生日に合わせてセーターを編んだのです。
「どう、このセーター、あたしが編んだんだよ」と女房。

亭主はさっそく袖を通したのですが、袖の長さが左右合っていないのです。
  「おい、これ見ろよ。袖の長さが左右チンポだよ」
  「やあねえお父さん、チンポじゃなくあてチンバでしょ」
チンバとチンポを言い間違えたおかげで、角が立たない。それどころかツボにはまって笑いが止まらない。この笑いが免疫力を高めるのです。

 

翌週のカルチャーセンターの編み物教室でも、その言い間違いで持ちきりになったのです。
  一度笑いに火が付くと、止まらないおばちゃんいますよね。
  「フランク永井はフランク長い」とか、実に下品で面白い、罪が無いのです。ボケていない証拠ですね。

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腹を抱えた言い間違えの傑作があるのでご紹介します。 
年頃の娘が意中の相手に告白したものの、振られて娘が落ち込んでいる場面です。

心配になった母親がそれとなく事情を聞いてみると、どうやら我が娘の美貌が彼氏のお眼鏡にかなわなかったらしいのです。

親としては、厳しい状況ですよね。娘さんがご両親のどちらに似ていたのかまでは言及されていませんが。そこでお母さんが娘に言ったそうです。 
  「あんたねえ、人間は顔じゃないんだよ」と言おうとしたのを間違えて、

「あんたの顔は人間じゃないんだから」と言ってしまったそうです。
  娘さんの反応は分かりませんが、母親が爆笑したのは間違いないでしよう。

 

大人にとって、笑いには免疫力を高める効能があるそうです。すでに科学的に実証されているとの事。

健康の人でも一日あたり1000から5000個程度のがん細胞が体内に生まれるそうです。免疫力の強い、弱いがここでものを言うわけですね。

おじいちゃんとか、おばあちゃんは免疫力が落ちてきていますから、笑いによる免疫強化が欠かせないのです。  お年寄りの笑いのツボってどのあたりでしょうか?

毒蝮三太夫さん。  あのラジオ番組凄いですよね。
  「やい、そこのジジイ、元気か?幾つになったんだよ?腰かけてるの、それ椅子じゃなくて棺桶じゃねえのか?」
  「ジジイじゃないよ、あたしゃババアだよ」
素人のおばあさんも全然負けてない。

「年取ると、ジジイもババアも見分けつかねえなあ、それともいい歳して、性転換手術でも受けたんか、ええ?」
  「バカ言うんじゃないよ。そういうマムシちゃんは幾つになったんだい」
  「オレも80歳だよ」
  「なんだあたしらと変わらないや」
  「あたしらどころか、ここにいるのはみんな一瞬。80歳だろうが、70歳だろうが60歳だろうが四捨五入したらみんな100歳だ」

 

これで免疫力が高まるなんて、これほど楽しことないじゃないですか。

 

イメージと現実のギャップが脳を覚醒させることも知られています。日向でぬくぬくしている脳に冷や水を浴びせかけるようなイメージでしょうね。

 

昔、新婚旅行で行ったオーストラリアで、パンにチョコレートクリームを塗ってほうばったつもりが、チョコレートクリームではなく、『ベジマイト』と呼ばれる塩っ辛い癖のある食べ物だったのです。イメージと現実が完璧に真逆でした。パンを頬張ったままむせるのは、かなりきついです。10年以上たった今でも忘れられないのですから。

これがチョコレートクリームのつもりが、お多福ソースだった場合でも、衝撃走りますよね。鶏肉と思って食べていたのに、「それカエルだよ」って言われた瞬間に、吐いてしまった人を見たことあります。

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東京ドームに野球観戦に出かけたとの事です。 
  チケットは内野のものすごく上の席。  すり鉢状の斜面階段を下から重々しい足取りで上がってくる一人の老人が目にとまりました。

 

手提げ袋をもって私の横を通り過ぎる。75歳くらいのお婆さんです。孤独なおばちゃんは、たったひとりきりで寂しく野球観戦をしにやってきた。


18:00プレイボールです。

投手戦で打者一巡したあとの三回の表。フォアボールとタイムリーヒットで、ノウアウト1塁、2塁のピンチです。

 

そのとき斜め後ろから相手チームの応援を切り裂くような張りのある声が響きました。
「おらおら、びびってんじぁねーぞピッチャー!外野抜けなきゃ得点入らないよ。フライで OK 、内野ゴロでゲッツーね。牽制球忘れないでね、おらキャッチャー牽制サイン出してるかああああ!」

わたしは思わず振り返りました。 おばあちゃん、だったのです。背筋に寒気を感じました。寂しい一人暮らしの老人というイメージと、声高のヤジとのギャップで思考回路が一瞬ストップしました。

 

 おばあちゃんイコール、温厚というイメージに、孤独な野球観戦が上乗せされ、すでに自分の中で『周囲が気を付けてあげるべき存在』へと発展していたのですから。 

私たちは、普段、誰に言われることなく、勝手に理想へ理想へとイメージを膨らませしまうものです。

車でラジオのFM なんかをつけてみると、軽やかな声の女性パーソナリティーの番組だったって事ありませんか?強烈にイメージモードに入りますよね。

ここが理想と現実を思い知らされる表玄関なのです。

 

ラジオの女性パーソナリティーほど、イメージと実物の違いを思い知らされるものはないのです。端整な顔立ちをしている紳士に、天然の性格を掛け合わせることで、人間味がでてきてより魅力的に映ったりします。

凶暴な殺人犯が取り調べていくうちに高学歴、高収入のビジネスマンだったりすると、狂気のイメージへと思考が進んで行きますね。

有名大学の教授という肩書きを持ちながら、実際本人にあってみると実に砕けた性格で、下ネタ大好きおじさんだったりすると、とたんに距離が縮まった気になるのではないでしょうか?

若いころは、自分の容姿・人相がもたらすイメージで一喜一憂したものです。強烈な劣等感となることもありました。それを就活を期に美容整形に踏み切るのにも頷けるのです。

 

背景にはどんな心境がよこたわっているのでしょうか? 
  『賢そうに見せたい』
『正直そうに見せたい』
『優しそうに見せたい』
いやいや、もっと切実な願いが込められているように思えるのです。

 

『日陰にいた自分を日向に導きたい』
『引っ込み思案から、社交的になりたい』
『いつも一人でいるのはこりごり、仲間の中心的存在になりたい』

  こんな願いではないでしょうか。  生まれつきの損な顔立ちに手を加えて、『陰険そう・神経質そう』に映るイメージを、真逆に変えるわけです。

それによって本人にも自信がみなぎるなど、二次的効果が生まれてくる。男女間のギャップを本気で体験したいと思うのなら結婚してしまうのが一番です。

『恋愛対象として付き合いだしてもう3年』とか、『同棲しているから』など言っても、 そんな関係はしょせんぬるい間柄です。

本当のギャップ実感するには遠く及ばないのです。結婚はゴールじゃない、新たなスタートだといわれますね。理想と現実を結婚生活に重ね合わせた場合、最も楽しく、それでいて最も危うい状態が新婚。

 

なにせ新郎新婦とも、互いに過大に理想を求めて浮かれきっている状態なのですから。  相手は自分の理想タイプなのだと言って疑う余地などこれっぽっちもないのです。

しかし、この理想は事あるごとに薄れ、現実へと落ちつかざるを得ないのですね。

仕事で気力体力、全て使い果たして帰宅したとしても、甘えは禁物ですよ。ご亭主にとっては、その仕事での疲労困憊こそ要注意なのです。

「女房のために、こんなにがんばった俺に、ねぎらいの言葉の一つあってしかるべきだ!」が、いけないのです。 
  「そんなに疲れるのなら、適度にやっておけばいいじゃないのよ」
  「適度じゃ結果がでないんだよ」
  「好きでそこまで打ち込んでいるなら、家でそんな疲れた顔しないでよね」

  はっきり言って、仕事に全力を尽くしても、ご亭主のイメージアップには寄与しません。  ご主人の仕事への情熱など奥さんは全然興味はありません。旦那が健康で働いているうちは、旦那の仕事ぶりなどまったく関心ありませんから。

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「景気わるいからボーナス30%カットだってよ」
  「そんなの困るわよ」
  「仕方ないだろ社員全員なのだから」
  「だから景気のいいうちに転職しておけばよかったじゃない」

 

いくらムカついても、いまどき  「誰のおかげで飯食えていると思っているんだ!」と怒鳴る夫はいないですね。
  「誰のおかげで、、、」は死語なのですね。 
  「仕事ができる男って頼りがいがある」も当然あり得ません。

今の時代は、仕事+家事+育児の、のバランスが大切なのです。世の中のご主人さま方、この程度で肩を落とすのは早すぎますよ。  男には知りようもないところで、どんどん亭主の評価は下落の一途をただっているのです。

いびき、歯軋り、髪が薄くなった、腹が出た、理想を下げる要因などそこかしこにころがっているのです。  だから、ゴキブリがでたときには真っ先行って叩き殺し、庭に猫がウンチをしたときは率先して片付けるのです。  小さなマイナスと小さなプラスを相殺して自分価値を保つのです。

ほうら、ぼけている暇なんてありません。脳をどんどん覚醒させてプラスを増やさなければ。

 

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