金正恩と妻の会話・北朝鮮世界で孤立『謝っちゃおうか?んなレベルじゃねーだろう』

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「米日韓が共同声明で北朝鮮に国際的圧力をかける必要がある、とかって言っているらしいんだ。これってまずくないかな!!」

 

 

金正恩が涙目で妻の李雪主にすがり付いてきた。

 

 

「そんなのとっくに知っているわよ。今頃泣き言いってるんじゃないの!日本の安倍なんかは、北斗の拳をもじって『金正恩、お前はもう死んでいる』とかって調子にのってるみたいよ」

 

 

「だから俺はいったいどうしたら良いんだよ、雪主」

 

「どうすりゃいいのか、聞きたいのはこっちだっつーの。あれだけ好き放題やっておいて、いまさらヤバイとか言ったって、遅いつーの!」

 

 

「正直に謝っちゃおうかなあ?」

「謝って許されるレベルじゃねーだろ」

 

「そうやってさ、なんでもかんでも俺の意見に反対するんなら、もうすねちゃうもんね」と金正恩はプイッと横を向いた。

 

 

妻の李雪主はテーブルの上の雑誌に手を伸ばし、ペラペラとページをめくっている。

 

 

 

韓国から取り寄せた女性向けの雑誌だが、政治関連の記事が少しだけ掲載されている。

 

 

 

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「そう言やさあ、正男兄さんの暗殺でXVガスつうの使ったんだって?」

 

「XVじゃなくて、VXだよ。」

「そんなのどっちだっていいの、揚げ足取ってんじゃねーよ、デブのくせして」

 

 

「VXじゃさあ、中華料理の調味料みたいじゃん、XOジャンみたいじゃん!!」

 

 

「、、、、」

「今、最後のところで韻を踏んでたのわかった?気づいた?」

 

「スルーしたんだよ、くだらねーから」

 

「最近、お前も、心に余裕なくなつてきてない?」

 

「ハイハイあたしの心の余裕ですね。おっしゃるとおり余裕なくなってきております。んで、それ誰のせーなんだよ、コラ!」

 

 

「あーっあ、またやぶへびっちゃた」

 

金正恩はわざと情けなさそうな顔を作って、下唇をかんで見せた。

 

 

「うわっ、キモ!あたし、あんたのキモ顔バージョンで今のが一番キモイわ、ちょっと自分で鏡みてみい。あっ、そうだ、写真集を出版しよう!あんたのキモ顔の写真集。『金正恩のキモ顔100連発』ってのどお?一応、あんたは世界的に有名人だから案外売れるかもしれない」

 

 

 

「考えとくよ、、、。」

 

「考えとくじゃねーだろう。どうせ暇なんだから、明日キモ顔を撮影して編集長のところにもってきなさいよ」

 

 

 

「編集著なんているの?」

 

「あたしに決まってるでしょ!」

 

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「マジでさ、外貨の収入源考えないとヤバいわよ。」

 

「なんか問題でもあったの?」

「石炭売れなくなっちゃたじゃないよ、中国に!」

 

「えっ、ウソ??!」

「唯一の商売相手が、買わないって宣言してるんだよ」

 

雪主の目は笑ってはいない。

外貨が入ってこなければ、自分たちの首がしまってくるのだ。

 

「VXガス、本当に使ったの?」

「クアラルンプール空港のこと?」

「そうよ」

「使った、使ってしまいました」

 

「なぜよ?」

「なぜって、あれが一番殺傷力が高いしさ、、、」李雪主は呆れ顔でため息をついた。「実際、ちゃんと殺せたでしょ」

 

 

 

金正恩は得意げなドヤ顔だ。

 

「だから、あんたはおめでたいっていうんだよ」

 

「我が北朝鮮の化学技術の高さを見事に証明できたじゃないか」

 

 

「戦略化学兵器を製造してますって世界中にPRしたわけだ、このオデブちゃんは、、。ああいうのはねえ、もしかしたらもっているかもしれないって相手に思わせてはじめて効果があるんじゃない。堂々と国連安保理事会の決議に逆らってどうするのよ。バっカじゃないの」

 

 

 

金正恩の表情がくもった。

 

国連安保理の決議にわざと逆らうつもりは毛頭なかったのだ。

 

自国の化学レベルを自慢したい、ただ子供じみた考えだけが先にたっていた。

 

 

「VXガスなんかじゃありませんよー、勘違いですよーって声明だしちゃおうか?」

 

 

「黙れシャリシャリデブ」

 

「なに、そのシャリシャリって?」

 

「おまえの側頭部の事だよ。耳の上刈り上げてシャリシャリしてるじゃん。単なる思い付きですから気にせんといてくなはれ」

 

 

「VXガスはどうすればいいんだよ」

 

「もう使っちまったんだから仕方ないでしょ」

 

金正恩はしおらしく俯いた。

 

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李雪主は黙ってその様子を見据えている。

 

金正恩が、構って欲しいときに使う手だとわかっているのだ。

 

こいつは、全然、反省してねーな。

 

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