『A LIFE~愛しき人~』深冬のオペ直前に倒れた実父・院長、3人同時オペ??

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沖田先生がついに深冬のオペの方法を探り当てました。
これでひと安心と思いきや、別の抵抗分子が出現しストーリーがますます複雑化してゆきます。

前回の一番の注目ポイントは、深冬への沖田と壮大の愛情の違いです。

結婚すら考えた昔の恋人は、いまや他人の妻。
それでも後遺症を残すとこなく完治させようともがき苦しみ、ようやくその答えを探り当てた沖田。
一方、もう深冬には自分に向ける愛情は残っていない早合点し、脳の完治をも諦め、小児外科の見せ掛けの立ち上げに邁進する壮大。
自分のものにならないなら、いっそのこと、いなくなってしまえという子供じみた身勝手な愛情。
その偏狭的な自己中な考えは、妻にだけでなく壇上病院の存在すらも揺るがそうとしている。
深冬がもし完治してしまったら、小児外科を潰してしまう大義名分がなくなってしまう。
だから、たとえ生きていたとしても、手術ができる体には戻すわけにはいかないとまで考え出した。
このあたりは、副院長・壮大にはホラーチックな人格障害が宿っていますね。

思い起こせば沖田をシアトルの病院に行かせたのも、壮大のよこしまな画策で、それは一過性でなく彼の生まれながらの人格なのでしょう。

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全体集会で深冬の脳腫瘍を暴露した榊原弁護士の意図は??
副院長の責任を声高に叫んでいましたが、実際には院長の揺さ振りでしょう。

心臓の悪い院長に極度のストレスを与える。
ここには、副院長の黒幕的存在が見えています。

更に、予告で沖田の実父が倒れたシーンが映し出されました。
沖田の最後の試練を描くとしたら、深冬、実父、院長の3人の同時オペ??

沖田は2時間後に深冬のオペを控えていた。
院長はあるていど容態が落ち着いてくればオペの必要はない。
心拍数や血圧が急激に上昇に要注意なのだ。

「沖田先生、院長の容態が思わしくありません。深冬先生の脳腫瘍の件がどショックだったのでしょう」
「わかってる、充分な注意を払ってくれ。院長の心臓ままだ100%じゃないのだから」

沖田は深冬のオペのシミュレーションをずっと繰り返している。
思いつく限りのリスク回避策を練り上げているのだ。
すべての可能性を想定して、オペの準備を整えている最中だ。

 

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「沖田先生、お父さまが倒れました!」
「オヤジが!」
「こちらに搬送されてきます。心筋梗塞です。今すぐカテーテルが必要です」

一瞬、沖田の眉間深い皺が刻まれたが、すぐに素に戻った。
冷静に精神を集中しなければ、脳腫瘍の繊細なオペなどできない。
すぐさま決断した。

「井川先生、カテーテルお願いできますか?」
「ええっ?」
「井川先生、オヤジをお願いできますか?」

沖田の目は真剣だった。
命の重さを比較する男ではない。
どんなに疲れていても、決して患者を見捨てる医者ではない。
ただ、今日だけは直前までシミュレーションの集中をとぎらせたくないのだ。

井川は任せてくれとばかりに大きく頷いた。
「今度は店のおごりでたんまり。寿司ごちそうになるぞ」
柴田がポンと井川の背中を叩いた。
「沖田先生、もう一度シミュレーションをしましょう!」と柴田。 

と、その時、最上階のVIP入院室の緊急ベルがなった。
「沖田先生、院長の容態が急変しました。
「音をマイクに切り替えて!」
「沖田先生、今すぐ緊急オペが必要です、今すぐ!」
よりにもよって、なぜ今なんだ、、、。
沖田の心の声だ。

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院長が悪いわけではないのはわかっている。
しかし、それにしてもタイミグが悪すぎる。

目を閉じて集中力を高めようとしたとき、羽村の声が後ろから沖田の耳に届いた。
「沖田先生が執刀した院長のオペのビデオは5回以上見ていますよ。完全に頭に入っていますよ、ご安心を」

 数日後、
君の命を救ったのは僕だけの力じゃない。
羽村先生、井川先生の協力が会って初めて可能になったんだ。
これはお世辞でもなんでもない、この病院には最高の仲間がいる。

 

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