日産ゴーンがCEO退任のわけ?インドネシアの巻き返しで三菱を抱え込んだから!

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カルロス・ゴーン氏が日産自動車のCEOを退任します。
ルノー・日産・三菱の3社連合の戦略をコントロールする時間を作る目的があるといいます。
が、ぶっちゃけ三菱自動車のインドネシアにおける販売網を利用したいということでしょ!!!
モータリゼーションが急激に伸びているインドネシアで、日産は全然売れてないですからね。
いろいろと手はうってみたが、インドネシアに限っては万策尽きた感じ。

 

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2016年12月の販売台数
トヨタ:31,904台
ホンダ:13,926台
三菱:7,832台
日産:1,120台

ゴーン氏の言葉をかりて言うならば「コスト・品質・技術・戦略で戦い、スケールをもってフォルクスワーゲングループ、トヨタグループに追従する」との事ですが、何だか意味がわかりません。
台数競争には別に、興味はないと断言していますが、本当にそうなの?

1999年、ルノーと日産がアライアンスを組んだとき、日産自動車の社長に就任したのがカルロス・ゴーン氏。
当時、販売不振で天文学的数字に肥大した赤字経営に、ルノーが資金を投入、同時にコストカッターの異名をもつゴーン氏がフランスから来日しました。

 『日産リバイバルプラン』の大風呂敷を広げたコストカッターの手腕に、世間はお手並み拝見と薄笑いを浮かべるなか、ゴーン氏の頭の中にはやるべき事が全て優先順位をつけて整理されていたようです。
不要なものは全て排除するのがコストカッターのやり方。

荻窪の住宅地にあった宇宙航空事業部を廃止、売却。
プリンス系の村山工場を停止、土地を売却。
神奈川県座間市の車両工場を停止、土地の転用。

矢継ぎ早に赤字を補填し、工場の数を減らし、設備の稼働率を上げて黒字転換させて見せてくれた。

自動車を構成する部品の値段を下げるため着手したのがルノー・日産共同購買の立ち上げ。
毎年、数パーセントの値引きを下請け業者に要請していく厳しい部署。
系列を崩壊させ、下請け会社を本気にさせていくやりかたでした。(ムゴイ)
黒字転換した日産に対して、「下請けイジメで自分ばかり良い思いをしやがって」と陰口が聞こえてきたものです。
それでカルロス・ゴーンは手綱を決して緩めたりしない。(オニ)

 ルノー車と日産車とが共通のプラットフォームを採用することで、新車の開発費を大幅に削減しました。
新車を一台開発するごとにプラットフォームも開発していたのでは、多大なコストがかかります。
消費者の購買意欲を左右する車の外観や内装については、各車種の特徴を十二分に発揮することが求められますが、見えない部分に余計なコストをかける必要なないという発想です。

車体を組み立てる工程で、日産自動車はランダムに車種を流せる形態をとっています。
顧客からのオーダーに合わせて順次組み立てていくために日産は国内工場、海外工場ともに4車種をランダムに流せるラインを有しています。

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ルノーが日産とアライナスを組む目的は、じつは日産の技術力であったわけです。
日産は車体を組み立てるラインを社内で製作しています。
4車種をランダムに流すことができる日産スタンダードラインを自社で作っているのです。
一方、ルノーは欧州の設備メーカーに発注している。
ルノーとしては、日産のこの技術力を吸収したいと考えたわけです。

全世界に散在するルノーの工場全てに日産の設計思想に基づいた車体組み立てラインを設置するのです。
アライアンス・スタンダードとして順次導入して計画です。

 

今回、三菱自動車をアライアンスに加えることで、急激に生産台数が伸びます。
これをネタに自動車の構成部品をいまよりももっと安く買い叩く。
より強固な購買力を養う。
日産と三菱はデイズで一度タッグを組んでいます。

今後、日産の車作り三菱に徐々に加わってくるのは間違いないでしよう。
品質面での妥協を絶対に許さない日産の職人気質根性。
しかし、カルロス・ゴーン氏は三菱のブランドを塗り替える事は無いといいます。
それなら、生産ボリュームだけが三菱をアライアンスに加えた目的なのか?
とんでもない!

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冒頭に申し上げたとおり、日産が三菱をアライアンスに加えた最大のも目的は東南アジアにおける販売戦略です。

インドネシアで大苦戦している日産に対して、三菱自動車の人気は絶大です。
三菱のディーラ網を活用しながら、日産も東南アジアでのシェアを伸ばしていく作戦に出たわけです。

 カルロス・ゴーン氏がCEOを外れた日産自動車だが、ルノー・日産・三菱の3社の良いとこ取りで、次はどんな策に打って出るかが楽しみなのです。

 

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