犯罪だが殺した方が都合がいい・サイコパスの緻密な戦術と圧倒的な行動力

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地上50階、高層ビルの屋上から死のダイブを試みた男の死体。
その横に、1枚の便箋が落ちていた。
 
『 遺書を握りしめての自殺』とニュースは報道した。

 

【ある会社での、上司と女子社員(サイコパス)のやりとり】

 「課長がこの前教えてくださった懸賞サイトで、青汁1年分が当たっちゃいました」

「ふううん、そりゃよかった、でも青汁じゃなあ、、、。」

「そこで提案なんですが、一日2回、出勤直後と帰宅直前にあたしと一緒に青汁飲みませんか?二人でやると、ちょうど3ケ月間で青汁なくなります。どれくらい健康になるか、面白いとおもいませんか?」

「ああ、興味なくはない。付き合ってやらんこともない」

 
  粉末タイプの青汁に水を加えてシェイクするだけだが、課長用には白い粉が特別にブレンドされる。

三環系抗うつ薬のトラフニールを目の細かいすり鉢で丹念にすり潰したものだ。
心療内科医をだましてやっと処方させた薬。

トラフニールにたどり着くまでに半年を費やした。

三環系抗うつ薬など、よほどの難治療患者でないかぎり処方する医師はまずいない。 

このトラフニールを3ヶ月間飲ませ続ければ、あの嫌味な性格もぱあーっと花が咲いたみたいに明るくなるわ。

躁転を狙っているのだ.

「ハイ、朝の一杯です」

課長が出社し、デスクにつくのを見計らって青汁を出す。

トラフニールの苦みは、青汁に掻き消されて全く気付かれない。

「夕方の分は5時に出します。出張で不在の時や、会議・来客で席にいない場合は臨機応変に」

1ヶ月が経過した頃、課長の様子に変化がみられた。  確かにいつもと違っている。

軽く酒でも一杯ひっかけたかのような、どこか浮ついた印象。

「今朝も元気のみなもと青汁です」

「元気、元気、元気があれば何でもできるっか!!!今日も一日みなさん頑張りましょう、、、、今日のお酒が飲めるのは、あっ違った青汁だ、なんちゃって」

「課長、調子よさそうですね」

「青汁効果が出てきちゃったみたいだね、ねねねえ、ハッハハハハ」

あの高笑いはまさに軽躁状態。

このまま、躁病に突っ込んでいけ、バカ課長!

 

それから更に1ヶ月が経過した頃には別人と化していた。

「アイディアが止まらないんだ。次から次へと新しい考えが浮かんでくる。天才にでもなった気分だよ。オレに不可能はない!なんでもできる。」

 

「課長、その調子です。課長は私にとってのスーパーマンです。」

「スーパーマンか、悪くないぞ。空飛べるかなあ?」

「今の課長なら、飛べますよ、絶対」

「うん」

「今日の夕方の青汁は屋上でのみませんか?夕陽をみながら、課長に手をつながれて空を飛ぶイメージを楽しみたい」

 

夕焼けにオレンジ色に染まった高層ビルの屋上。  ときおり強い風が吹く。

鼻歌まじりの浮ついた男と、サイコパスの女が立っている。

サイコパスは右手に手紙コップ、左手に便箋のような紙を一枚持っている。

最初に紙コップを差し出すと、嬉しそうに微笑んで一気に飲み干した。

「最高の気分だよ、青汁がこうも身体にいいものだとはね。むふふふ、あっれっ、その紙が何ですのん?」

関西弁のイントネーションを最近好んで使い出した。

「課長に宛てたラブレターみたいなものです。これを渡したかったから、今日は屋上を選んだの」

だらしなく満面の笑みを浮かべた男の前でサイコパスはタイミングを測っていた。

「オッ俺にラブレター?」

男の声をかき消すかの突風が女の手から便箋をさらった。

「あっ!!」

舞い上がった便箋が屋上の手すりの外に流された瞬間、

「課長、ラブレター取って!スーパーマン飛んで!飛んであれを取ってきて。拾った人に見られたら、、、」

「よっしゃ、俺はスーパーマン、まかしときー」

男は手すりに足を掛け、両腕をめいっぱい伸ばして踏み切った。

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【サイコパスの思考回路】

 

社会で成功をおさめる一握りの人間を分析してみると、サイコパス的な思考回路を有していることが多いそうだ。

競争の中で勝ち抜いていくには、普通では通用しないのだろう。

 

「いい人」と思われるのを好む人と、頭がキレると一目置かれるのを美徳とする人種がいて、サイコパスはまさしく後者なのである。

出し抜いたとき、快感を得る人たちだ。

「ひとでなし」と叫びながら、こっちを睨みつける目がたまらない、恨まれるのが勲章なのだ。

 

一つのケーキを兄弟二人が分け合うとき、母親はケーキを均等に切る役目を一人の子供に与える。

 

もう一人の子は、切られたケーキのいずれかを選ぶ権利を与えられる。
後者が断然有利であることを知るのが、サイコパスへの第一歩。

 

ケーキを均等に二分することなどできないとわかっている。

 

だが、そこには触れずに母親の理屈に従うるりをして、それを逆手にとることを覚えたわけだ。

 

勝負の世界では、ここぞというときの集中力がものをいう。

サイコパスは中学生にして、すでにライバルの集中力をコントロールしはじめる。

定期試験の当日の朝、ライバルの友人に朝一番で駆け寄っていった。

「おまえのお母さん大丈夫かよ。今朝お前の家の前を通ったとき、変な咳をしてたよ。」

「えっ?」

「気になってしばらく遠巻きに見ていたんだけど、口を押えた手のひらに結構な量の血を吐いていたように見えたんだけど。」

ライバルの定期試験への集中力は半減する。

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集中力に横やりを入れるのは、奴らの常套手段だ。

スマホや薄型ノートPCがいくら普及しようとも、方法はいくらでもある。

―君の実家のxxx県で震度7強の地震があったらしよ。

―君の奥さんが交通事故にあって、病院から今会社に電話があったみたいだ。

―強盗犯と追跡していた警察が、住宅街で犯人を見失ったって。君の家の近くじゃない?

 

食べ物への下剤の混入程度なら、なんの罪悪感もなくやってのける

そんなの筋金入りのサイコパスにとっては序の口。

殺したい奴は殺す、それがサイコパス。

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