フランス留学生・チリ警察の消極的な捜査

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チリ警察、依頼事項は完了しました宣言

フランス留学生・黒崎愛海さん失踪事件で、チリ捜査当局が捜査は完了したと発表しました。
フランス捜査当局から依頼を受けた捜査事項は滞りなく完了しましたという、いけしゃあしゃあとした物腰。
チリ警察としては、セペダ容疑者とその関係者の所在地と2016年12月4日前後の行動を確認した程度でしょう。
全くの受け身姿勢の捜査協力です。

「セペダが犯人だという証拠はないだろう!」というチリ警察の開き直った態度。

確かに、愛海さんの死体が発見されていないのですから、殺人罪とは言えない。

靴の底から足の裏をかいているようなもんです。

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もし、これが日本だったらセペダは重要参考人として警察での取り調べを受けることになります。日本の警察が取調室という恐怖の小部屋で何日も何日にじっくり締め上げて吐かせるのです。
もしかしたら、いまでもラミクタールあたりの自白剤を使って吐かせている可能性もありますね(ヤバ!)。

ICPOに12月26日に協力要請し国際手配という形になりましが、このICPO(インターポール)は、全世界版FBIと勘違いされるのですが、捜査官なんていないのですよ。

銭形警部みたいに、地球規模でルパン三世を追いかけまわすような組織では全然ない。
ただの、連絡機関だと思ってください。

今回の黒崎愛海さん事件で、セペダ容疑者がフランスから出国したため、フランス警察が手出しできなくなった。
そこで、インターポールを通じてチリ警察に捜査依頼を求めたという形です。

腕っ節の強いインターポールのタフガイが、チリに乗り込んでペセダをしょっ引いてくる、というイメージは残念ながらありえないのです。
従って、チリ警察が調査依頼はすべて完了と公言した段階で、インターポールからの依頼も全うしたという事になってしまうのです。

 

残された展開としては

 

あてにならないフランス警察のブルザン森林地帯の捜査で、スーツケースに押し込められた愛海さんの死体が発見される。

そのスーツケースの握り手からペセダの指紋が採取されるとか、一緒に発見された凶器に指紋が付着していたとか、でしたら身柄拘束も可能ですね。

ペセダが犯人だと確信できるものが出てこない限り、チリはペセダを引き渡さないかもしれない。

それ以前に、フランスが身柄拘束の要求を出していない。
犯人である証拠がないのに、身柄だけ渡されたら、自白させなければならない義務が生じちゃう。
フランスとしては証拠とセットでない限り、ペセダの身柄なんて欲しくないんですよ。

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日本大使館は動かないのか?

 

12月5日、在チリ日本大使館で『草の根、人間の安全保障無資金協力』というセレモニーがありました。
黒崎愛海さん事件とは全く関係ないのですが、日本からチリに対して資金援助をしたというセレモニーです。
外務省あたりが音頭とりで、発展途上国への資金援助をしているのでしょう。
金額的には1000万円程度と思いますが、こんな支援をしているにもかかわらず、チリ警察の態度は何なんなんだって事ですよ。

その前に、日本政府が支払った援助金は、日本国民の税金。
チリに圧力の一つもかけられないなら、そんな援助金なんて止めちまえって事。

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