経団連推奨・プレミアムフライデーを成功させるためには!

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特別な金曜日【プレミアムフライデー】は楽しげな雰囲気で彩られています。
あの経団連すらノリノリのパッピーデイで、「ハイ、3時、みんな仕事終了!」とするらしいのです。

長時間労働の是正や、買い物・旅行で経済効果をもたらそうは、いかにも経団連らしくて分別臭い。
でも、早く仕事を切り上げられるっだけで急にソワソワと嬉しくなってくるのです。

 花金とせずに、プレミアムフライデーと命名。
今でも、花金は死語に追いやられることなく細々使われていますが、昭和の香りはたっぷりです。

花金の誕生は、週休二日制にさかのぼります。
「土曜日が休みなら明日を気にせず、思う存分飲み明かそう」だったと記憶します。
命名されたプレミアムフライデーには、早めに仕事を終えるけど、「酒にばかり走るなよ」という戒めがかっているようにも思えるのです。

とはいえ、プレミアムときたら、「矢沢永吉&モルツ」ですね。
月に一度のプレミアムフライデー、ちょっとリッチいきますか、みたいな乗りが目に浮かぶのです。

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プレミアムフライデーが定着すればの話ですが、結構な頻度で職場の飲みにケーションに当てられそうな気がします。
もともと金曜日の仕事上がりは、飲みにくり出すことが多いですよね。
あらたまってプレミアムフライデーで3時上がりとなったとき、日本のサラリーマンはどう動くでしょうか?
正直、3時って中途半端な時間だと思いませんか?

2時だと、午後の就業が1時間たらずになってしまうから、3時が妥当だろう、なんてセコイ論議で決まったのでしょう。

ちょっと待てば飲み屋は開店するし、もしかしたら店の方も気を利かせてプライムフライデーだけは3時半開店にするかもしれない。

とすろと、まず間違いなく「若手社員なんかも引き連れて、じっくり腰を据えてフランクに意見交換でも」という方向に向かいそうです。
まじめな上司であればあるほどプレミアムフライデーを仕事面で有効活用しなければ、とどこか本末転倒チックになるのです。
勤怠に記録される労働時間は気持ち減ったけれど、その3時間は結局仕事の話に費やされている、なんて事になる。
生真面目なひとは、どこまでいっても生真面目なのです。

管理職には場を盛り上げる技能が必要なのです。
会議をやっていても誰一人として発言すらしない。
そのうち、発言しない部下にいらだってきて、何も考えていないのかと不機嫌になってくる上司います。

会議って雰囲気が大事で、意見を言える雰囲気でないと会議自体が成り立たない。
会議って重めの空気が普通だと思うのです(ワタシの勤め先)。
極端に閉塞的な場合もある。
軽いノリの会議って少ないのです。
これを重々しくしないのが管理職の腕のみせどころで、場を和ませて多くの意見を引き出すのも仕事です。

それが上手くできないから、ノミニケーションの有効性が叫ばれるのです。
一杯のんで気分をリラックスさせておいてみんなの意見をきいていくという手法。

  かつてワタシの職場でも、水曜日は定時退社日と決めたことがありました。
6時になると、上司が率先して仕事を切り上げるようにと、みんなに声をかけて歩いていました。
営業担当は、時間との勝負で、なんとしてでもその日のうちに片付けなければならない仕事がある。
片方では上司が、仕事終了と言いながらフロアーをあっちこっちと歩き回る始末。
暫くすると案の定、幾つか業務上で問題がでてきました。
客先あっての営業ですから、自分の会社の都合で約束の期限を1日遅らせるわけには行かない。
結果、1週間に1度、定時で退社すればよいとルールが変更され、そのあとはご想像の通り、定時上がりの「ルールそのものがうやむやになりました。

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プレミアムフライデーで3時終業となれば、女性の方はデパートなんかに寄ってのんびり買い物を楽しむことできますね。
それでも、1日8時間労働という固定概念を打ち破るには、
ちょっと迫力に欠けるのです。
1ヶ月に1回なのだから、いっそのこと金曜日は半ドンにしてしまえばいいのに
と思いません?
ただ、長年の慣習をかえるのはそう簡単ではない。

電通では、自殺の被害が出て世間の注目の的になっていますから、ここ数年はおとなしく行政指導に従うでしょう。
でも、ブラック企業なんて、この日本には履いて捨てるほどありますから。
さらに悪いことに、長時間労働が大好きな人って実際いるのです。
ド残業することで、仕事の手ごたえを感じているサディスティックな人。
もしくは、自分が若い頃、長時間労働でイヤっていうほど鍛えられたのだから、こんどはオレが若い奴らを鍛える番だ、みたいな人もいる。

 こういう抵抗勢力をどうやって排除していくかが本当の課題なのです。
真剣に取り組む企業が本当にあるのでしょうか?

利益を拡大。
この至上命令と同じ優先順位で長時間労働を改善していく。
生産性を上げ、二つの目標を達成相と邁進する。
しかし、それが立ち行かなくなったとき、果たして企業は利益と時短とどちらを選択するのか?
そこが、プレミアムフライデーを成功させられるかどうかの分岐点。

世の中には『鬼の十則』大歓迎なんて人たくさんいるのですよ。
仕事のための仕事をわんさか作り上げて、じゃれあう人間が。
この古い風土はいまも健在です。
進んで残業に溺れ、心を病んでいく人がいっぱいいるのです。
人生を踏み外し、それでもエネルギッシュに燃え続けている人たちが。
これらとどう向き合うかが問題なのです。

 

 

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