武藤まき子さん・虚血性心不全とは心筋梗塞のこと・1分を争う病!

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リポーターの武藤まき子さんが虚血性心不全で亡くなられました。
享年71歳でした。
仕事にかける並々ならぬ情熱が感じられる女性でした。
残念でなりません。

虚血性心不全で命を落とすのは今の日本の医療体制の責任だと思っているのです。
もしくは日本の医療の実力の問題。
早く、何とかしろよ!何をぐずぐずしているんだ!って大声で叫びたい。 
虚血性心不全とは、心筋梗塞・狭心症などのことで、心臓まわりの血管が詰まって心臓の動きを停止させてしまう症状。
人の死の10%から20%が突然死と統計が示していて、そのうち80%が心臓に原因があるとの事です。
当然といえば当然。
突然死で、その原因が不明なら安直に心臓が悪かったのだとしてしまうほかにない。
死亡の原因は心臓の停止ですから。
もっとも、心筋梗塞が半分以上を占めているのですから頷けなくもないのです。
患者の苦しみ具合をみれば心筋梗塞だと一目瞭然でもある。
ちょっとドライすぎますか?冷たすぎますか?
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 この心筋梗塞というのは一分、二分を争う超緊急病です。
それゆえ心筋梗塞の半数近くが亡くなってしまう。
患者が苦しみをうったえて、死亡にいたるまでのデッドラインが極めて短い。
あっという間に手遅れになってしまう。
ここを何とかしないとダメなのです。

 リポーターの武藤まき子さんの場合、2004年に不定愁訴症候群で一度入院をされていらっしゃると聞きました。
この不定愁訴症候群といのも厄介な症状。
原因がはっきりしない。
だから不定愁訴なのですが。
考えられるのは、ストレス、糖尿、高血圧、甲状腺、更年期と多岐にわたっていて、たいていの場合究明できずに当たり障りない対処療法で様子を見るというパターン。
この時期から武藤まき子さんの心筋梗塞が疼きだしていたのかもしれません。
患者の症状をとっても、疲れやすい、眠れない、気だるい、物事に集中できない等々。何が何でも原因を突き止めて緊急対処しなければならないってほどでもない。
患者にとっても、医者にとってもぬるめの状態なのですね。
結果的に放置されて、健康維持的な成人病予防方に励むことになる。

最近、従来の健康管理と真っ向から対決するような、非常識な健康方を唱える人が多いと思いませんか?
塩分を抑えると逆に血圧が上がるとか、食事は1日1回のほうがいいとか、ふくらはぎさえマッサージしていれば心臓病は治るとか。
人間の身体ってそんな単純なものじゃなって思うのです。
書籍の販売部数を伸ばそうと、出版社もぐるになって突飛な健康方を無責任に言い放っている。

とはいえ、そんな突飛な発想に飛びつきたくなるのも分かりますよ。
一生懸命毎日ウォーキングして、塩分を控え、黒酢を飲み、不摂生とは程遠い暮らしをしていても、一向に悪玉コレステロール値が下がらない。
いい加減あきあきするのですよね。
そういう人をカモにしようと、嘘っ八な健康方を本にまとめて売り出す。
ふざけた本を売るんじゃない!このうじ虫野郎!
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 さて話を戻しますね。

通常の健康診断に心筋梗塞の検査を強制的に入れる必要があります。
原因の分からない心臓疾患死のうち半分以上が心筋梗塞なら当然。
血液検査である程度疾患の可能性は分かるし、ラピチェックを入れればさらに安心じゃないですか。
芸人の前田健さんは44歳で心筋梗塞で他界していますから。
スタンダードな検査に心筋梗塞を入れるには早すぎるとう事はないのです。
突然死の原因を究明できずに、心臓疾患と言い逃れしているなら尚更です。
さて次にやるべき対策は、カテーテルができる医師をもっと増やすこと。
カテーテルが特別な手術だとか言っているうちは、心筋梗塞による死者は増えるばかりなのです。
ごくごく普通の治療としてどんどん取り入れる。
心筋梗塞の疑いがあれば、先手をうってカテーテルの手術を受ける。

心筋梗塞の患者を載せた救急車が、受け入れ病院を探して連絡を取っているうちに時間切れになる。
そんなケースがどれだかあるかを世間に知ってもらわなければならない。
カテーテルができる医師がいなく受け入れ拒否をする病院がどれだけあるかを公表しなければならない。
カテーテル技術を持った医師をどんどん増やしていく。
救急車に同乗させて現場に向かう。
患者を拾ったら、その場でカテーテル手術をするくらいの準備がかければ助からないのです。
死因をオブラートにつつむように虚血性心不全です、などと言っているうちはダメですね。
「カテーテル手術が間に合いませんでした」と生々しい実状を公表するくらいの覚悟がなければ、この先も心筋梗塞の患者は救えないのです。

 

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