米国大統領選挙の不正疑惑?

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米国大統領選挙の不正疑惑?
ウイスコンシン州で再集計がきまったようですね。
トランプ氏は茶番だと、いつもの調子ですが、クリントン氏への投票が200万票近くリードしていたのを考えると、選挙結果に承服しかねるとの主張も頷けるのです。
ましてや、相手があのトランプ氏。
選挙戦に勝つためなら手段を選ばない、そんな雰囲気に再集計の根拠が落ち着くのですね。
選挙に不正はあったのでしょうか?
アメリカ大統領としては気品に欠けるし、知性が感じられない。
なんかあつたら核兵器のボタン押してしまいそう。
もしも、ウイスコンシン州での再集計で勝敗の結果が逆転することにでもなったら、不正疑惑は一挙に深まり事態緊迫するに違いありません。
単なる、好き嫌いの感情論では済まされない。
ウォーターゲート事件の再来かとマスコミは騒ぎ出す。
まさに『大統領の陰謀』ではないのかと。

『大統領の陰謀』とは1976年にウォーターゲート事件を映画化した作品で、アカデミー賞4部門を受賞した名作なのです。
主演はロバート・レッドボードとダスティン・ホフマン。
民主党本部で盗聴進入事件が発生するところから映画は始まります。
ロバート・レッドフォード扮するワシントンポスト紙の若手新米記者が盗聴犯の裁判で聞き込み取材を開始。
逮捕された5人(?)の盗聴犯にお抱え弁護士がついているところにピンとくる。
なぜ、盗聴犯が自前の弁護士を雇っているんだっ!と。

日本の犯罪の場合でも、お金のない被疑者は国選弁護人が付けられるのが普通じゃないですか。
弁護士が居なきゃ裁判が始まらないと、自腹で弁護士を雇えない被疑者に国が弁護士を付けてくれる仕組み。
たいていの場合、ショボイ弁護士で、弁護資料も2,3枚とかしか持ってなくて、まず検察に押し込まれて終わる。
でもウォーターゲート事件では一流のバリバリの弁護士が出てきてしまう。
ロバート・レッドフォードは入社3ヶ月くらいの新米で実績もないし、社内での評判も全然高くない。
そこに叩き上げの記者役のダスティン・ホフマンンが加わって取材が深まっていく。
朝から晩までタバコ吸いっぱなしの、いかにも一癖ありそうな記者。
歳はほぼ同じくらいの二人ですが、記事を打つタイプライター(当時はまだPCじゃなくてタイプライナーなのです)の速さ、記事の構成、文章のインパクトどれをとってもダスティン・ホフマンが上。
新聞記者の泥臭さ、情報を聞き出すテクニック、全てがカッコイイ。
役の上とはいえ、ダスティン・ホフマンがロバート・レットフォードを食っちゃっている。
ダスティン・ホフマンンの演技がこの映画の見どころでもあるのです。
でもロバート・レッドフォードも負けてはいません。
ワシントンポスト紙のネームバリューでガンガン電話をかけまくる。
盗聴犯の一人が、スパイ小説を書いていたと分かれば、その関係者に片っ端から電話で接触し、かつてCIAで働いていた事実をつかんだり、選挙管理委員会に関係していることをつきとめえたりと、二人は合わせてどんどん真相に近づいていく。
映画には実際に事件に関与した人物の実名が、どんどんでてきますから、日本人の素人がついていけるレベルじゃないのです。
それでも映画の雰囲気から取材の進み具合はわかるのです。

犯罪に関わっていない人も、上からの大きな圧力で真実を語ろうとはしない。
もみ消し、証拠隠滅、司法妨害と二人の取材捜査は行き詰っていく。

『大統領の陰謀』という映画の本題は“All the President’s men”というのです。
これはアメリカ人だったら誰でも知っているマザーグースという童謡に出てくる、ハンプティーダンプティーの一節をもじったもの。
ずんぐりむっくりしたハンプティーダンプティーが壁の上に座っていたら、ちょっとしたアクシデントで壁の後ろ側に落っこちてします。
これを助けようと王様ができる限りの家来をそこに投入するのです。
それが“All the King’s men” と表現されている。
『大統領の陰謀』とは、大統領が全ての側近、そしてその部下、またその部下と全てをつぎ込んでやらかした犯罪、という意味なのですね。

さて、話はトランプ氏に戻ります。
一部のアメリカ人は、今回の選挙が真っ当な選挙だったのか、それともいかさまだったのかと疑問を抱いています。
いかさまだったとしたら、その黒幕は誰なのか。
こういうのを絶対許さないところにアメリカの魅力があります。
もしも、ウイスコンシン州の再集計の結果が黒と出てしまえば、大統領の陰謀説が浮上するのは間違いないのです。

 

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