電通『鬼の十則』を歓迎する人々・ワーカホリックの巣窟

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電通にはいまだに『鬼の十則』大歓迎の人がたくさんいるのですよ。 ああいう会社ってのはワークホリックのかたまりみたいなものです。 だれもが残業をほどほどにして、就業後のプライベートをエンジョイしたいなんて思ってないのです。

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だって鬼の十則で生きてきた会社ですよ。 半ば会社に泊まりこみ、仕事漬になっていることに生きがいを感じている。 仕事がサディスティックになればなるほど燃えてくる。 芸術家気取りでありったけの時間とエネルギーをつぎ込む。 派手に振舞い、業界通のオーラーを放つ。 そんな感覚で会社が動いている。

彼らはヤバイ雰囲気が大好きなのです。 残業イコール、できる社員。 頑張っている、汗をかいている、会社のために身を粉にしている。 一方、若い社員は、仕事とプライベートに線を引こうとして先輩から怒鳴りつけられる。 いつのまにか、残業せずに帰宅することに強い自己嫌悪を感じるようになる。

 

知らぬ間に物事のとらえ方が歪んでくる。 何事にも原因と結果があると執拗するようになる。
いつ何時でも原因と結果が明確に整理し、 何かクレームをつけられたら、すぐに【だって】という言葉を跳せるようにと。

サラリーマン社会は、原因と結果が明確であることをよしとする。 分かりやすいし、説得力がある。 原因が曖昧で、結果のでない仕事は最低とみなされるからなのです。 そこまで突き詰めずに、偶発的だと位置づけたほうが分かりやすいでしょう、 という説明など通用しない。
どんな些細か事でも突き詰めて、原因と結果を見出そうとする。
雨が降ることにも原因がある。
花が咲くことにも原因がある。
水が流れるにも原因がある。

天才肌の人にこの突き詰めタイプの人いますね。 発達障害の一種と分類されているようですが、とにかく執着心が強い。 納得いくまでひたすら突き詰めていく。 その代わりに、興味のないことは気にもかけない。 本人も忘れている。 まるで記憶媒体の容量をあけるみたいに、不要なことは躊躇なく忘れていく。

ここで言っている物事のとらえ方に歪みのある人とは、そういう天才肌の人とは別なのです。
突き詰める必要のないものに因果を求める。

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生きるための世渡り術になっているのです。  からだの芯にまでしみこんでいるのです。 インターネットの出番となります。 インターネットの検索エンジンは全快です。 検索依存症。
ここが彼にとってのスタートライン。 インターネット検索すべき状態になって始めてワークホリックへと突き進むこと我できる。

 

雨にも花にも水にも因果関係をみいだすのだから、仕事に移れば、水を得た魚のように縦横無尽に泳ぎまわる。 仕事のための仕事をわんさか作り上げて、じゃれあう。 仕事という鎧をまとって踊りだす。 『鬼の十則』、大歓迎なのです。

この古い風土はいまも健在です。 日本にはいまだに、このタイプの会社は少なくない。 進んで残業に溺れる人も当然、心を病んでいるのです。 人生を踏み外し、それでもエネルギッシュに燃え続けている。

ハイテンションに挨拶を交し合うが、歯車が狂い始めた脳は薬漬けの毎日。 その病んだ社員が会社を支えているという事実をどうにかしない限り、何も変わらない。 1回や2回、労働局が査察にはいったってびくともしませんよ。

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