心にいいことって何でしょうか?
身体にいいものは今大流行りですね。
酵素、酵母、乳酸菌、ビフィズス菌、ヒアルロン酸、水素水,,,etc。
新聞に折り込まれているチラシ、TVコマーシャルで毎日のように目にします。
でも、心にいいこと、となると手ごわいのです。
うまく説明できそにないので、消去法を使ってみようかと思います。
嘘をついたらダメ。
人を陥れたらダメ。
自分だけが美味しい蜜をすったらダメ。
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この心は、「自分で自分を騙せないから」なのです。
納得できないことを無理やり自分に押し込んでも心が受け付けない。
心って何を心地よいと感じるのでしようか?
マラソン大会とかで完走した時、充実感に満たされますよね。
あれって、心にいいのでしょうかね?
悪いとは思いませんが、『心にいいこと』とは少しズレているように思えるのです。
日常的なところで、電車でお年寄りに座席を譲ったりしたら、気分はいいですね。
良いことをしたと感じる、でもこれもあたり前と言えば、あたり前。
それほど御大層なことではないですね。
自己犠牲ってほどでもないですし、かといって、自分を犠牲にして何か役に立っても、「オレの自己犠牲でなりたったのだ」と思っているようでは欺瞞じみていて心にいいこととは程遠いですね。
心ってそんなに単純なものではないのでしょう。
いっそのこと、こうすれば心が満たされると紙にでも書かれていたらとも思いますが、それこそ新興宗教みたいで怖い。
心と気持ちを置き換えてみた
心にいいことを、『気持ちがスッキリすること』に置き換えて考えてみました。
すると、そこにはドーパミンが関与してきます。
ドーパミンの分泌は快楽、喜び、やる気を感じさせます。
しかし、脳内物質を引き合いにだしたことで、ますます、 心から議論が離れていくように思えます。
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何かを感じるのが脳であるのは百も承知ですが、脳をここで登場させたくないですね。
『精神衛生上、このましい心理状態』などと表現してしまうと、まったくもって台無しになってしまう。
『心にいいこと』という表現には、心穏やかに居られる栄養のようなもの。
なんか、いい感じしませんか?
真心を辞書で調べてみると、真っ直ぐな心、偽りのない気持ち、心情などが顔を出してきました。
ドーパミンからはぐっと核心近づいたように思えます。
親子のつながり
やはりここに至って、親子間の血のつながりが浮上してきます。
当然、親から子、子から親への愛情には心がぴったりと寄り添っています。
損得勘定の無い、偽りの無い気持ちで満たされている。
しかし、親子、夫婦、兄弟、これ以外でなにか欲しいのです。
私にもかつて仲の良い友人が何人かいました。
大学生の頃と、卒業してからの7~8年くらいまでは頻繁に会っていました。
そうこうするうちに、みな結婚し、子供が生まれたりで、疎遠になってしまいました。
いまでは年に一度の年賀状くらいしか親交はありません。
彼らとは、損得勘定抜きの関係でつながっているのか?
ドライな部分もあります。
再び心を考えるが
再び心に話を戻して、考えること1時間。
何を栄養として心に与えれば、心が元気になってくれるのか。
わからないですね。
脳や神経なら西洋医学で解決しますが、心はやはり手強い。
答えが出せないのが心苦しいのですが、次の一文で勘弁してください。
ドガ食いが消化不良を引き起こしてしまうように、心への栄養も、1日3回、いろんな種類の栄養素を与えるしかない。
また、心にいいこと、気持ちがスッキリすることは永遠のテーマですね。
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