アルコール依存症・酒は依存性の高い薬物:少量ならMedicine、過ぎるとDrug

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目次
 昼間のうちは飲みたくはないのに
アルコール依存症
 依存薬物
依存のメカニズム
ハンニバルとDrug

 

 

昼間のうちは飲みたくはないのに

 

昼間のうちは(たとえ休日であったとしても)、酒が飲みたいなど感じないのです。

なぜか夜になると飲まずにはいられない。

これってアルコール依存でしょうか?

朝起きると喉カラカラで、まずは水をがぶ飲み。

「今晩は酒止めといた方がいいな」とおぼろげに感じるのです。

これが半年続いていると想像いただければ私の腹回りもご理解いただけるかと、、、。

 

体調に妙な兆候が出現する前に休肝日を設けるほうが利口だな、と自分を戒めているのですが、これがそう簡単に実行できない自分が悲しい。

ですが、意思が弱いのだけが原因ではないのです。

 

アルコール依存症

 

ちょっとしたヒントでもと思い、「夜になると酒が飲みたくなる」とインターネットで検索をかけてみてビビリました。

 

「アルコール依存症」、「アルコール中毒」、また、「その予備運」あたりが引っかかると想定していたのですが、、、。

 

アルコールは依存薬物です』の文字が目玉に飛び込んできた瞬間、アルコールにまつわる言葉とじゃれあっていた自分に渇が入ったのです。

酒は依存性の高い薬物とカテゴライズされるのです。

 
アルコール中毒は略して、アル中。

「あいつ自己中だよな」などと使われるように、どこかコミカルな雰囲気を持ち合わせていて、女子高生あたりにカッワイーとか言われそうじゃないですか。

 

アル中予備軍も、予備軍と語尾につけることで「オレたちゃ仲間、どこまで行っても一緒だぜ」みたいな連帯感が生まれてきませんか?

 

アルコール依存症ってのもアル中一歩手前の状態で、

「まだまだお前も青いぜ」

なんて本物のアル中が上から目線でガキ扱いしてくるのでは。

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依存薬物

 

ところが「アルコールは依存薬物です」の表現は、根本的に別物。

冷静なる現実主義で付け入る隙がない。

温かみもユーモアも無い。

分厚いコンクリートで仕切られた閉鎖病棟を彷彿させるのです。

毎夜、毎夜くりかえされる深酒によって、身体的依存精神的依存の二大柱が生まれ、育成され、アルコール依存が出現するのです。

 

指、手の振るえや離脱症状が身体的依存

飲まない方が良いとわかっているのに飲まずにはいられないのが精神的依存

心身がアルコールに囚われ、飲酒のコントロールが利かなくなったのがアルコール依存なのです。

 

 

依存のメカニズム

 

自から泥沼にのめり込んでしまう、そのメカニズムとはいかなるものなのでしょうか?

 

酒の特異性として、真逆の2種類の効果を発揮することがあげられます。

覚醒作用と沈静作用です。

 

真逆という表現に「おやっ?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実例をあげてみると確かに、とうなずけるのです。

 

ビール2~3杯は覚醒作用です(個人差ありますが)。

 

つまり、ハイになり愉快な気分になることを言います。

 

そして、ビールから焼酎、ウイスキーへと盃をかさねるごとに目がとろりとして、呂律が回らなくなり、意識が遠のいていく、これが沈静作用です。

 

疲れた心身のハイテンションを落ちすかせて、 その後に睡眠へと導いてくれる魔法のような薬。

 

ここまでくると、酒もMEDICINEというよりもDRUGに近い存在になってきます。

「酒は百薬の長」とほどよく飲むのを推奨する向きもありますが、 そこでとどまれる人は意志がつよいですよね。

 

 

サラリーマンのストレス

 

片道2時間の通勤と、会社から強要される売り上げノルマ。

神経をすり減らす人間関係。

むなぐらを掴んでやりたくなるようなムカつく上司。

そつが無く、小生意気な若造。

自分のミスを自覚しない鈍感な同僚。

現実ならではの複雑な事情をすべて切り捨てて、都合のよい報告だけをする点数稼ぎ野郎。

 

あっけらかんと何事もなかったように、引きずることなく帰宅後の時間を堪能できるものでしょうか?

 

一日の反省などさらさらする気はありませんが、 今日一日のムカつきと、明日への漠然とした不安は払拭しきれないのです。

 

「ようし、今日から禁酒だ!」と意気込んだとしても、「どうせまた夜になれば、、」と事態はそう単純な構図ではないのです。

 

酒を断つための薬を処方してもらうって考えは 「MEDICINEをもってDRUGを制す」って事?

 

MEDICINEとDRUGの戦いって、どっちが強いの?

 

どう見てもDRUGの方が劇薬って感じがしますけど。

 

ハンニバルとDrug

 

米国映画「ハンニバル」の一幕。

大金持ちで嫌味な男、バーチャーって奴に、ハンニバルが軽い興奮剤だと偽って
俗称「エンジェルダスト」っていう麻薬(フェンシクリジン)を飲ませたのです。

 

バーチャーは一発でハイになり、ガラスの破片で自分の 顔面の皮をはぎ取ったんです。

 

この麻薬は、脳をハイにすると同時に、 痛みを感じる神経の受容体を遮断するそうです。

 

自分の腹周りの心配が、いつのまにか妙にサディスティックな方へと 進んでしまいました。

 

話を映画にすり替えて、今夜も飲もうという潜在意識の誘導なのか?

 

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