絶望するまで仕事にしがみつくな!過労死防止対策白書は解説できるか

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目次
過労死防止対策白書
なぜ死にたい
自殺等という他力本願
絶望
しがみつくな

 

過労死防止対策白書

 

1984年の出版ですから今から32年も前のエッセイ集です。
あのユーミンが綴った「ルージュの伝言」というタイトルの本です。
その中にこんな一説が光っていました(私の記憶なので細部に誤りがあるとは思いますが、お許しくださいね)。
「自殺したい奴は自分から全力疾走で壁に激突して死ね」と。
ああ、こういう人なんだと衝撃を受けました。
「人間、生きててなんぼだろう」っていう生命力重視の考え。
熱い人なのです。
マザーテレサもこいうタイプと聞いたことがあります。
意外ですね。
聖母マリア様みたいに、全てを包み込んで、
よしよし私の胸で気が済むまで泣くがいいっていう人かと勝手に思い込んでいましたから。
マザーテレサは「しっかりしなさい、ほら自分の足でちゃんと立って前へ進むの!」みたい人なのです。
小池百合子都知事もビジネスライクではあるものの、このタイプでしょうか。
稲田防衛大臣はちょっと弱いですね。
今回のテーマは、「女性の強さ」ではなく「自殺」なのです。

政府が「過労死防止対策白書」の作成を決めました。
やっと公式の場で実態がさらけ出されるのですね。
実態が把握できれば、対策を講じるのが政治家の仕事。
何がさらけだされるか?
期待している人は多いはずです。

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「精も根も尽き果てた、絶望しか残されていない、もうこの世に未練はない」というのと
「こんな多額な借金どうやって返済したらいいの?!おれの生命保険しかないだろう」とを比較してみました。
旅立ってしまいたいという同じ意志を抱いているものの、二人に残されたエネルギーには格段の差がありますね。
目的も明らかに違っています。
一方は人生の幕引きそのものが目的で、もう一方は幕引き後の金が目的です。
しかし後者とて、ユーミンの言う「壁への激突死」で保険金2倍払うよ、と提案されても呑めないでしょうね。
全力で走るだけのエネルギーが残っていても無理。
「死ぬ気になればなんでもできるじゃないか」と言いますが、誰でも痛いのは嫌なのです。
人生最期なのだから最期の思い出に、想像を絶する痛みを味わってみたい、なんて思う人は居ない。
苦しみから逃れるのが自殺ですから、できればコロッと行きたい。

自殺という他力本願

 

たいていの自殺は他力だと思うのです。
自然界の重力、薬物、新幹線や電車、ピストル等々。ほんの一瞬の痛みだけですから。
首吊りや、富士の樹海あたりだと、苦痛度の判断すら考えが及ばないほど病んでいたって気がしますが。
コメカミにピストルとか、高層ビルの屋上から、とか時速200kmの新幹線あたりだと、
こいつまだまだ思考力は働いているなと映るのです。

 

絶望

 

生きる事そのものに希望が持てなくなる絶望感ってどんな時でしょうか?
失敗の連続の末の負のスパイラルとか。
それだけじゃ、まだぬるいですね。
周囲からの揶揄、冷たい視線、死んでも誰も悲しみもしない孤独な環境。
このくらい積み上げると切迫してくるかもしれません。

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ダメ押しは経済力でしょうか。
仮に事業失敗したとしても、多額の財産を銀行口座にねかせている身分だったら、
スパッと全てを切り替えてハワイあたり移住しちゃいますよね。
絶対自殺なてんしない。
負のスパイラルなんて世間は言うけど、そんなのチャンチャラ可笑しいゼって受け流しちゃう。

「金も無い、仕事もない、精も根も尽き果てた」だったら行政で何とかするしかない。
絶望の渦中で、すでに思考モードが自殺だとしたら、自力で踏みとどまるのは難しい。
外からのケアである程度のところまで持ち上げるしかないのです。

 

しがみつくな

 

悪いのは、「いつもの自分と違うな、きっとどこかに異常をきたしている」と病感がありながら、
いつまでもいつまでも「精も根も尽き果てた原因」にしがみついている。
大金持ちだったらしがみついたりしない。
でも親子4人、数年食いつなげる貯金があったと仮定して、スパッと会社をやめる勇気があるかどうかなのです。
1年間の休職願いを提出できるかどうかなのです。
受験戦争を勝ち抜いて、ようやく就職を果たした大手企業、国家公務員。
退職は言うまでもなく、休職願いすら躊躇するでしょう。
これでエリートの道は閉ざされると。
自分の命と、エリートの道を天秤にかけて推し量っているわけではないでしょうが、
結果、そこに行き着いてしまう。
あの時、治療を選択しておけばと後になって後悔する。

これに比べると事業に失敗して、多額の借金で首が回らないというのは単純なのです。
自殺などしたって、保険金は下りない。
保険金目当ての自殺は免責ですから、多額の借金が発覚した時点でアウトです。
だったら、自己破産手続きで借金をチャラにしちゃいましょうよ。

過労死白書を見て、客観的に自分の置かれた状態が分かるようになれば冷静な判断ができる。
取り繕うことなく、生のデータを掲載して欲しいと願うのです。
死んだらダメなんだよ。
そんなに死にたきゃ、壁に激突してしんでみろ。

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