頭痛の原因がストレートネック:頭の重さを首の筋で支えている

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目次
緊張型頭痛
偏頭痛
群発頭痛
脳の病気による頭痛
市販の鎮痛剤とは

頭痛もちの方、たくさんいらっしゃいますね。実はその一人で、市販の鎮痛剤を手放せないのです。ところがここ5年間くらい、市販の鎮痛剤の効きが悪く、悪いときは1時間程度で痛みがぶり返すのです。脳神経科での検査結果、長年ストレートネックを支えてきた首の筋力が衰えた結果だったのです。そんなことから、この記事を書かせていただきました。少しでもお役にて立てれば幸いです。

緊張型頭痛

日常生活の中で最も多いのが、緊張型頭痛。
緊張というと、人前での挨拶、面接試験、失敗できない大仕事など、
精神的なイメージがありますね。
精神的緊張も頭痛を招く一因ですが、
肉体的な緊張として筋肉の収縮も身体的な緊張ととらえるのです。

緊張型頭痛の発症メカニズム

 パソコンの長時間操作・自動車の長時間運転・就寝時の悪い姿勢
 
  肩や首が収縮
 
  血流の悪化
 
  筋肉への老廃物の蓄積(乳酸やピルビン酸)
 
  老廃物が周囲の神経を刺激

症状

脳全体を締め付けられるような鈍い痛み
後頭部の鈍い痛み
コメカミの鈍い痛み

対処法①

肩や首に湿布などをしても効果が感じられない事がありますよね。
その場合、一番疑わしいのが肩甲骨の周りの筋肉です。
なにが原因で肩甲骨周りの筋肉が収縮しているかわかりませんが、
かなりの割合で当たりなのです。
湿布の位置を肩甲骨に変更するのも一案ですが、正座して両腕・上半身を前の伸ばし肩甲骨あたりを十分にのばしてみてください。
驚くほどの効果が期待できます。
息を吐きながら両腕、上半身を前に倒し、肩甲骨周りの筋肉が伸びていることを意識しながら30秒静止です。
このとき息を止める必要ありません。浅く呼吸してかまいませんよ。
30秒数えたら、上半身を起こして、腕を横に垂らして1分間くらいリラックスです。これを3セット行ってみてください。
これだけでもOKですが、もし時間があるようでしたら 肩甲骨周りの筋肉を逆方向に刺激するポーズも試してみてください。
 うつ伏しにねて、両腕をつっぱって上半身を起こすポーズです。
思いっきり天井を見るのが良いでしょう。
これも、30秒を3セットです。
補足ですが、天井をみるときに、舌を思いっきり出すと顔の筋肉がほぐれます。

対処法②

コーヒーを飲む。
カフェインには全身の血管を拡張する作用がありますが、
おかしなことに、脳の血管だけは収縮するのです。
脳の血管が拡張し、その周囲の神経を刺激することで、
頭痛が発症するというメカニズムが確認さえていますから、
応急処置として脳の血管の拡張をいったん押さえ込む対処法も有効なのです。
ちなみに、コーヒーが飲め何人はカフェインの含まれる飲み物として玉露なども効果的なようです。
紅茶はコーヒーに比べカフェイン含有量は低めですが、
夏場であればペットボトルの紅茶1本くらい飲めますよね。
それくらいで十分です。飲みすぎ注意してくださいね。

対処法③

頭のツボを押す。頭のちょうど中心に百会というツボがあります。
このツボはいろいろな症状に効果があり、その一つとして頭痛があります。
1日に一回、百会を押す習慣をつけて頭痛予防をしてみましょう。

対処法④・ストレートネック

これは、私自信の経験なのです。
上記の①、②、③を試し、更に市販の鎮痛剤(市販薬の最強と言われるロキソニン)を服用しても、1時間~2時間程度しか効果がなく、すぐに頭痛がぶり返す症状が3ヶ月以上続きました。
痛みは頭全体の鈍痛で緊張型頭痛の典型です。
家にいる分には、ベッドに横になっていれば耐えられない痛さではありませんでした。
しかし、会社で仕事をしている時が問題ですよね。
1日に5回くらいは鎮痛剤を飲むような生活になってしまいました。
たまたま自分の周りには頭痛持ちが何人かいて、
規定量の3倍を一度に呑んでしまうような人もいたため、
私の症状など何てことないと考えていたのです。
ところが、そんなある日、アメリカに駐在していた1年先輩が緊急帰国されたのです。
理由は脳腫瘍です。
帰国後、2ヶ月ほどで他界されてしまいました。
おそらく気付いた時には手遅れだったのですね。
その事があって急に怖くなりました。
自分ももしかしたら脳腫瘍ではなのではないかと。
痛みそのものは頭を締めつけるような鈍痛で、脳の病気とは無縁に思えます。
でも、人間というのは焦りだすと周りが見えなくなりますね。
怖くて仕方ない。結局インターネットで丹念に調べた結果、新宿の『喜多村脳神経クリニック』を見つけたのです。
口コミ情報を見ると、評判は上々。
予約を受け付けていないが、1時間程度の待ち時間を覚悟すれば、
行った日に診察を受ける事は出来るとのこと。
さっそく保険証をもって、新宿のNSビルの『喜多村脳神経クリニック』に向かいました。
受付で問診表を受け取り、できるだけ細かく今の症状を記載しました。
いつから今の症状があるかとの問いには答えられない。
当初は何てことないと甘く見ていたから、症状の経過を覚えていないのです。
問診票を提出し、血圧測定を受け、待合のベンチで声がかかるのを待っていました。
呼ばれて、診察室に入ると70歳前くらいのベテラン先生が問診表を眺めていました。MRIとレントゲンをとってから細かく見てみようとの事。
再び待合ベンチに戻り、検査室からの呼び出しに備える。
問診表と患者からの自己申請だけで診断などできるわけはないと分かりつつも、MRIなどと言われると、どうしても脳腫瘍の三文字が脳裏をかすめるのです。
検査時間はほんの10分間程度で終了。
さらに待つこと20分程で、再びベテラン先生からお呼びがかかりました。
MRI画像をじっくりと見ながら、「脳に腫瘍のような物はないね」と。
次にレントゲン画像に移りました。
「ああ、なるほど、なるほど」
図鑑のような大きめの本を開いてこっち向きに差し出した。
横向きの人間の首から上の断面図。
「ほら、ここ。人間の首の骨っていうのは、こういう具合にアルファベットのS字のように湾曲しているのですよ」
そして、レントゲンの私の首の骨を指さしました。
「あなたの首、みごとなまでにまっすぐでしょ。典型的なストレートネックですね」
首の骨がS字のように曲がっていることはしっていたが、自分の首の骨のレントゲン画像を見るのは初めてでした。確かにストレードだ。
「ストレートネックの場合、頭の重さを骨で支えられない。首の筋で重さを受けているのですね。頭痛の原因もまず間違いなくストレートネックだね。生まれつきってことも考えられるし、長い年月をかけてストレートネックになったのかもしれない。どちらにしろ、今更治せるものじゃないから上手く付き合っていくしかないね。薬だすから暫く飲んでみてよ」
かなり軽い感じの応対だったが、かえってそれが安心感につながっているのかもしれない。
プロの演出かも。
処方された薬は『リオレサール5mg』 
1週間くらいは毎食後に2錠ずつ呑んで、それ以降は頭痛がする時だけでいいとのこと。
そして、この『リオレサール5mg』が抜群に効いたのです。
脳、脊髄にはたらきかけて、神経の過度な興奮を鎮め、
筋肉の痛み、こわばり、緊張を解消する薬だそうです。
これを使い始めてからも頭痛を感じることはありますが、
1時間~2時間で鎮痛剤の効果が消えてしまうようなことは完全になくなりました。
頭痛持ちの方や、鎮痛剤の効き目が短時間で切れてしまう方、
是非、脳神経科の受診をお勧めします。

偏頭痛

片側もしくは両方のこめかみ辺りがズキズキと痛む頭痛です。
原因は脳の血管の拡張です。
血管が拡張することで、その周囲の三叉神経が圧迫され痛みを発生させるというメカニズムです。従い、血管の拡張を抑えるカフェイン摂取や、冷やしタオルで痛い部分を押さえることで、
血管の拡張を緩和し、偏頭痛を軽減することができます。
薬で偏頭痛を抑える場合、市販の鎮痛剤よりもトリプタン製剤で、
血管の拡張を抑える方が効果的と考えられます。
また、偏頭痛の原因である血管の拡張は、長時間の睡眠などによっても引き起こされますし、
休日でほっとしたときなどにも起こることがあります。
体質的に偏頭痛が起きやすい方は専門医師の意見をもとに、
対策を立てておくことが最も効果的となります。

群発頭痛

眼球の奥が差し込まれるように痛む頭痛。
生命の危険ではありませんが、素人対処できるものではなく、
痛みそのものも激痛ですから、病院での処置が必要です。

脳の病気による頭痛

脳の病気かどうかの判断はMRI等の検査が必要です。
普段感じる頭痛とはどことなく違うと感じた場合には、脳神経科を受診してください。
頭痛だけでなく吐き気を伴う場合や、目のかすみを伴う等は要注意です。
脳内出血、脳腫瘍等、受診の遅れが致命的になる恐れがあります。

市販の鎮痛剤とは

市販の鎮痛剤の効能をご覧いただくと分かりますように、非常に多種な痛みに効果を発揮します。頭痛、生理痛、歯痛、腰痛、、、、。ご存知なとおり、
これらの痛みの原因はそれぞれ違いますよね。
にもかかわらず、同じ薬が効果的ということは痛みの原因にうったえかけているわけでないということです。
痛みの原因は確かに存在しているにも関わらず、それを感じなくさせるという作用なわけですね。人間には自然治癒力が備わっていますから、痛みから目をそむけさせている間に、
痛みの原因が自然治癒してしまうのを狙っているわけです。
それはそれで、痛みに対する理にかなった対処法ではありますが、
前述のストレートネックの例や、
もっと深刻な脳腫瘍などの可能性があることも頭の片隅に置いておきたいものですね。

 

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